【ケチった結果が大惨事に!】クルマの消耗品を交換しないと何が起こるか「10のポイント」別に解説 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■最近のクルマはメンテナンスフリー化が進んでいる

■それでも今なお交換必須の消耗品は存在する

■この記事では10種類の消耗品と、それぞれ交換を怠ると何が起こるかについて解説する

クルマが動かなくなってしまうこともある

 最近のクルマはメンテナンスフリー化がどんどん進んでいる。にも関わらず、今でも残っているメンテポイントというのは、逆に言えばなくすことができないほど重要ということでもある。そうした数少ないメンテポイントの消耗品を、もし交換しなかったらどうなるのだろうか? 今でも交換が定められている部分についてまとめてみた。

1)オイル

 オイルは人間でいうところの血液とよく言われるが、交換しないとスラッジがどんどん発生して各部に堆積したり、詰まったりしていく。さらに悪化するとカーボン化して、ガッチリと固まって、まさに動脈硬化。エンジンは潤滑不良で破損したり、ミッションは入らなくなったり、ギヤが摩耗したりと、クルマの性能をダイレクトに悪化させる。

2)オイルフィルター

 オイルフィルターの交換サイクルは、エンジンオイルの交換2回に対して、1回が一般的。放置すると当然、汚れがどんどんと溜まっていくが、結果としてはなにも起こらない。詰まってオイルが流れなくなると思うかもしれないが、内部にバルブが付いていて、そこが解放されて詰まらないようになっている。

3)エアクリーナー

 走れば走っただけ汚れは詰まってくるので、エンジンはどんどん不調になって、燃費もがた落ち。今まで見たひどい症状のクルマは、エンジンがかかってもすぐに止まってしまうというものだった。空気を吸えないので当然ではある。

4)エアコンフィルター

 今や軽自動車にも付いているが、交換に無頓着な人もけっこういる。また都市部だと汚れるのも早いが、詰まるとエアコンの風が出なくなることがある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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