[編集スタッフブログ]欧州でもエンジン音のないEVに「音楽性の高い電子音」

 コーンスピーカーの写真を見ると、オーディオの話みたいだが、これは大手の電子系サプライヤー「デルファイ」がパリで発表した、EV&ハイブリッド用の走行警告装置だ。名づけてサウンドジェネレーター。

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delphiすでに日本でもプリウスやアイ・ミーブ、リーフなどに、車の接近を告げる電子音の装置が必要とされ、取り付けの義務化はされていないが、推奨システムとして発売されている。

 編集部のプリウスには、いちはやく接近警告装置を取り付けている。これはスピーカーをフロントに取り付け、モーター音に似た電子音を発生させる。スタートから時速25kmまで、低速走行の時だけ音が出て、時速に応じて音の高さが変化する。あまり、品のいい音ではないが、確かに警告はできる。

 デルファイが、まず欧州車向けに作った装置は、かなり音に凝っている。ヘッドホンで音を再生してみると、ピアノの演奏を聞いている感じなのに、しっかり振り返りたくなる音作り。150ヘルツまで再生できるスピーカーを使っているそうな。

 さらにこの装置を使って、EVの充電時間を知らせたりもする回路も組み込んでいる。エンジン音が出ないというのはすばらしいが、その分、警告音作りが必要な時代に入った。欧州ではEVに義務化の動きが急だという。

 そういえば編集部がアイ・ミーブで参加したEVレースでは、スピードが上がるとモーター音とタイヤの摩擦音で、そこそこの音が出た。レース特有のバウーンというエンジン音がないのが寂しいが、なぜかそれもすぐに慣れてきて、ピットで会話ができて楽しかった。人間の慣れとは不思議なものだ。

 (XaCAR編集部・城市)

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