[編集スタッフブログ]ハイブリッドやEVだけがエコじゃない

 昨夜は遅くまで、いや、今朝早くまでゲラをチェックして、3月10日発売の自動車雑誌XaCAR(ザッカー)の最終締め切りを乗り切った。いわゆる校了ってやつだ。3月10日発売のXaCARには、ジュネーブショーで発表された数々のEVやエコカーを特集している。

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Geneva01なぜ、スポーツカーを扱う雑誌が、エコカーの特集?と思われるかもしれないが、時代はスポーツカーまでEV化、ハイブリッド化の波が進んできたからだ。

 なかでも、エスフローと名づけられた日産のEVスポーツカー・コンセプトは興味深い。一見、次期型フェアレディZに見える2シーターのスポーツモデルだ。その詳細は現地取材してきたから、XaCAR3月10日発売号を見て欲しい。

 一方、マツダが進める「スカイアクティブ」という次世代技術プロジェクトは、ハイブリッドカーを作る前に、エンジンの効率やミッションなどの効率をもっと上げて、燃費改善を図ろうとするものだが、その新しい考えで生まれる小型SUVの発表も行なわれた。

 このSUVには「勢(みなぎ)」という名前が付けられている。マツダお得意となった一連の漢字ネーミング・コンセプトカーだ。

Geneva02マツダにはCX7、CX6というSUVがあるが、「みなぎ」はCX5という位置になる。マツダは「ご想像におまかせします」と言うから、勝手に推測すると「フル・スカイアクティブ新型モデルCX5」ということか。今年の秋のフランクフルト・モーターショーで市販型として発表されるはず。

 ハイブリッドに頼らず、まずエンジン改良などで燃費を含む基本性能を大きく引き上げるのがスカイアクティブだ。ガソリン車では14という高い圧縮比、ディーゼルでは同じ14の低い圧縮比にして燃費の大幅向上を図る。さらにミッションも改良して、燃費や走りの性能を上げるというマツダならではの試みが面白い。

 今年の春過ぎにデミオ、秋にはアクセラにスカイ・エンジンを搭載して市販が始まる。デミオではリッター30kmというから、ハイブリッド同等の燃費性能だ。

 さらに「みなぎ」という名のCX-5では、スカイアクティブ技術をすべてつぎ込んだ新型SUVが登場する。値上げを抑えて燃費はハイブリッド並みだから、エコカー=ハイブリッド、EVという常識をどこまで打ち破れるか、マツダの挑戦に期待したい。

 アクティブビークルという雑誌を覚えていらっしゃるだろうか?もともとミニバン情報を扱う月刊誌として、長い間親しまれきた自動車雑誌だったが、エコカーに移り行く時代を先取りして、2年前にハイブリッドカーのカスタムカー情報を中心に編集する雑誌として、モデルチェンジした。

 ところが、まだ時代が早かったようで、売れ行き不振で、昨年の3月から電気自動車、ハイブリッドカーの最新情報をテーマにした次世代カー情報誌としてさらにモデルチェンジを計った。そのとき編集をやっていたのがXaCAR編集部だ。

 これも、一部の人には大受けだったが、出版事業としては成り立ちにくく、7ヵ月間作って、やむなく休刊にした。

 XaCARはハイパフォーマンスカー大好き、という視点で取材を進めているユニークな自動車雑誌。その巻末に、アクティブビークルという特集ページを設け、毎月EV&ハイブリッドカー中心の情報を特集している。

 (XaCAR編集部・城市)

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