[編集スタッフブログ]東北関東大震災で有事の際のクルマ移動を考える

 3月11日、いつものように編集部で仕事をしていると、突然の横揺れに襲われた。揺れ始めは穏やかだったが、すぐにまるで地面がローリングするかのような、体感したことのない横揺れを感じ、驚いて外に出た。

 外は近隣のビルから同じように驚き、そして飛び出してきたOLやサラリーマンでごった返し、道路沿いの植樹はまるでゴムのようにぶらんぶらん揺れている。船酔いのような揺れに、酔ってしまったほどだ。正直言うと、死ぬかもしれないなとも思った。その後の顛末は報道のとおりである。

 地震直後、ほとんどの私鉄とJRは運行をやめ、主要高速道路は走行できなくなった。NHK特集など、都内で災害が発生した場合、多くの帰宅困難者が出るというのは認知していたが、まさかこんなに早く、しかも自分がその境遇になるとは思ってもいなかった。

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Shutokoちなみに、このiPhoneのキャプチャー画面が地震直後の首都高の様子だ。走行できないため、全線が真っ黒に塗りつぶされている。実際、PM10時に編集部を出発し、横浜へ一般道で向かったが3時間半ほどかかった。なかには都内から横浜にクルマで戻るのに5~10時間かかった人もいるようなので、これは運がいいほうかもしれない。

 地震当日、ベッドタウンに最も早く帰還できたのは、なんといっても自転車だろう。車道は渋滞するクルマで埋め尽くされたため、走行しづらかったと思うが、クロスバイクやロードレーサーなどのある程度長距離を走行できる自転車であれば、20~30kmの距離を走るにはそれほど体力もいらない。今回の地震で、エコであり、有事のとき自力で帰還できる可能性の高い自転車通勤でもトライしてみようかと思った次第である。

 何はともあれ、被災された東北地方の皆さんにはお悔やみと、一日でも早い復興へ祈りたい。こんなときだからこそ、来月号のXaCARを読んで少しでも元気になっていただけたらと切に願っています。

 (XaCAR編集部・石川)

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