[編集スタッフブログ]リーフ試乗中に地震にあった橋本洋平さんの不安、に思う

 自動車ライターの橋本洋平さんが、編集部を訪れた。当然、東日本大震災の話題になったが、貴重な経験談を語ってくれた。

 地震の起きた3月11日の午後、その時間に日産リーフの試乗会に参加していたという。羽田空港近くの高速道路を通過中にグラリときて、何が起きているのかわからない状態。ちょうど、制限速度の100km/hくらいで走行していたが、地震だとわかり、この速度が限界だな、と感じたようだ。レース経験も豊かでGT-R乗りの彼が言うのだから、相当のものだ。

 しばらくして、充電量が減っていたので、あと何キロ走れるか心配になった。試乗会場の横浜までは十分に走れると思ったけど、大丈夫か?と不安にかられ、さらに横浜に近いトンネルでは、水道管が破裂して水があふれていた。

 午前中の日産のレクチャーで、ある程度水没しても大丈夫という映像を見せられていたが、まさしく同じような水害に遭遇、感電はしないはずだと思いつつ、不安を抱えながら、水の溢れたトンネル通過したという。

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NissanLeafまったく問題なく走りきったが、リーフにとっては、偶然最も酷なシーンに遭遇したことになる。地震の前の試乗中には、リーフの走りに好印象で、新しいクルマの時代到来を感じたというが、地震の後には、電気自動車への不安が広がったという。

 確かに、まだ世の中に出始めたばかりのリーフには、理解できにくいこと、不慣れなことが多い。だが、こうした試練を乗り越えてこそ、新しい技術、使い方が磨かれていく。

「こんなに停電が連続すると充電が不安。航続距離がもっと欲しい」というのは、彼の素直な意見だが、世の中、条件は刻々と変化する。電気自動車は走り始めたばかりだ。今回の地震で、電気自動車はダメだ、という早急な論調が出ないことを祈っている。

 (XaCAR編集部・城市)

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