[編集スタッフブログ] 幸せを運ぶミニキャブ・ミーブ

 計画停電が実施されるようになり、電気の有り難みが肌身にしみるようになった。東京電力が発表する、電力の使用状況も頻繁にチェックしている。関東近郊は、エスカレーターが止まり、看板から灯りは消えた。無駄と思える電灯などは、徹底的に消灯している。それに慣れてしまえばなんてことはない。少し薄暗いなぁ、と思うぐらいで十分に生活できる。僕らは夜間に電気が煌々と輝く生活に慣れすぎていたのかもしれない。

 ここのところ温かくなったお陰で停電は実施されていない。しかし問題はこれからで、夏に向かいクーラーを使い出したらとたんに、電力の需要量はパンクしてしまうことだろう。気温が40℃近くなった時に扇風機すら使うことができない状況は、今から考えてもゾッとする。

 電気不足が騒がれるなか、軽商用車EV『ミニキャブ・ミーブ』の予約受付が開始された。じつは2010年10月から、ヤマト運輸と実証走行試験車を用いて実用性を確認している。被災地にガソリンや軽油がなく、普通のクルマは動かせないなか、東北のヤマト運輸に配備されていたミニキャブ・ミーブは、震災から3日後にはフル稼働していたというからスゴイ。

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minicabmiev_73_2ミニキャブ・ミーブは、10.5kWh仕様(JC08モード一充電走行距離約100km)、16.0kWh仕様(同約150km)と、総電力量が異なる2種類が設定されている。10.5kWh仕様は、補助金制度を利用すると約170万円?、16.0kWh仕様で約205万円からの設定になるという。かなり魅力的な金額だ。荷物が積めて電気で走る。もちろん走行中のCO2は排出しない。これは商用車としての利用以外に、一般家庭においても使い方次第では活躍するクルマになるだろう。

 節電ムードが漂うなか、電気自動車なんてとんでもないと言われるかもしれない。しかし、それは最近間違いだと思うようになって来た。クリーンで安全な発電システムが構築され、無駄な電気を排除して、電気自動車ありきの社会にすることこそが、明るい未来へとつながる。少し時間がかかるかもしれないが、社会全体が電気自動車を受け入れる体制を作っていくことが必要なのだろう。

 (XaCAR編集部・大野田)

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