[編集スタッフブログ] 思い出のエコカーvol.4 トヨタ・プリウス(NHW20)

 クルマ趣味には速さや格好良さ、豪華さなどといった“ムダ”を楽しむことも醍醐味のひとつに挙げられると思いますが、燃費という効率を極限まで突き詰めたエコカーは、いわばその対極的存在。初代インサイトのような特殊な例を除き、総じて走りの楽しさとは無縁のクルマだと思っていました。

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prius2005年に大幅マイナーチェンジを受けた2代目プリウスは、そうした固定観念を打ち破るほど、良い意味で“ムダ”があるハイブリッドカーに進化していたのです。それを最も象徴していたのが、新たな最上級グレード「Gツーリングセレクション・レザーパッケージ」の追加設定でしょう。

 これは当時、すでにプリウスを愛用していたハリウッドスターなど多くの著名人からのリクエストを受けて誕生したもので、シートやドアトリムを本革でコーディネート。“ツーリングセレクション”のセット内容として16インチホイールも装着され、さらにプリウス全体の進化として内外装各部の質感向上が図られたことも相まって、エコカーながらちょっと贅沢な雰囲気に浸ることができました。

 そして、ボディ補強や制振・吸遮音材の追加だけではなく、“ツーリングセレクション”専用のサスペンションを、サイドウォールの剛性が高い(エコタイヤではない)16インチタイヤに合わせ、標準の15インチより若干ソフトにセッティング変更。乗り心地やハンドリングもその内外装に見合った、上質かつ程よくスポーティなものに生まれ変わっていたのです。

 (XaCAR編集部・遠藤)

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