[編集スタッフブログ] 電気自動車の充電時間の大幅短縮!

 まもなく三菱のアイ・ミーブがマイナーチェンジされ、東芝の二次電池SCiBが正式に採用されることが決定した。この電池はミニキャブ・ミーブにも使われることが決まっている。また、低価格版のアイ・ミーブにもSCiBが採用されるようだから楽しみだ。

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imiev2東芝によると、新開発のバッテリーは、15分間で80%の急速充電ができる性能を持つという。また6000回以上の充・放電が可能と言うから、車載用電池として、きわめて注目モノ。

 国沢光宏さんの計算では、実際の航続距離がそれほど伸びないのでは?という疑問が提示されているが、正式発表の7月6日以降、実際に走って確かめてみたい。

minicabmiev_東芝の発表によると、一般的なリチウムイオン電池と比較すると、約半分の時間で充電が可能という。これは凄いことだ。また、充電時に発生する熱も問題だったが、発熱量が少なく、電池モジュールを冷却するための電力も節約できることになる。電費はリチウム電池の1.7倍…こりゃ、大変なことです。

 実際に走ってみれば実力がわかるから、結論は後にするとして、電池の充電については、驚くような特許の話も飛び込んできた。

xacar_2栃木県にあるベンチャー企業が、電気自動車のバッテリーを短時間で充電できるシステムを開発したと言う。先の東芝の話は、バッテリーの革新だが、こちらの話は、バッテリーを変えることではなく、充電システムの開発だというからビックリ!

 宇都宮市の「エネルギー応用技術研究所」(菅野富男社長)が、国際特許を取得したのは「電力貯蔵式急速充電システム」という。これを使えば30分かかるリーフやアイ・ミーブの充電を約5分でやってのけると言う!

 その仕組みは、大型のバッテリーに電力をため、バッテリー間で一気に自動車用バッテリーに流し込むということらしい。

 現在は送電線で送られている電力を整流しているから、送電線の容量を超える大量の電力を流すことができない。幅10メートル、高さ1.5メートルもの大型バッテリーにいったん充電しておき、クルマに直接充電すれば、短時間で充電できるという。

 現在の急速充電器は50kW 程度のものが多い。大型キュービクルという変電設備で、これを500kWにすれば同じこと?と疑問も生じるが、詳細は不明。ともあれ、コストとの兼ね合いもあるが、このアイデアだと、一度に100台の電気自動車の充電が短時間でできるという発表だ。

 今後、バッテリーと充電をめぐる開発競争はますます熾烈になる。電気自動車時代は、そこまで来ている。

 (XaCAR編集部・城市)

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