[編集スタッフブログ] アイ・ミーブの進化版が登場

 7月6日、三菱の電気自動車アイ・ミーブが進化した。実質188万円のエントリーモデル「M」が登場。上級グレードの「G」は充電走行距離を2割拡大して、JC08モードで180km走る。

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imiev1注目はエントリーモデルの「M」で、走行距離はJC08モード120kmながら、価格を抑えた。経済産業省の補助金を適用すると、188万円。横浜などではさらに電気自動車に対して40万円近い補助金が加わるから、地方によっては150万円ほどで電気自動車が手に入ることになる。

 Mに使われているのは、注目の東芝製SCiB電池だ。Gの16.0kWhと比べ、10.5kWhと小さいが、充電時間は半分に短縮された。急速充電で15分(80%)だから、充電待ちのイライラが減る。

 さて、東日本大震災の教訓で、電気自動車を「動く電源車」としての機能が見直されている。大きな容量のバッテリーから家庭用の交流100ボルトを作り出そうというもの。

imiev2三菱がアイ・ミーブで開発中なのが、急速充電口経由で直流(300ボルト)電流を出力して、外部のDC-ACコンバータで交流100ボルトを取り出す方式だ。1500ワットの電力だから、かなりの家庭用電気製品が使える。しかも家庭で使われるほぼ1日分の電気をまかなえる計算だ。1kWh当たりの電気代は高そうだが、非常用としてはきわめて便利。

 さらに太陽電池、電気自動車、外部の蓄電池を組み合わせたスマートグリッド実証実験も、岡崎工場で始まっている。先日、このブログで紹介したとおり、太陽光発電のコンディショナーを使うと、すぐにでも電気自動車の直流出力(300ボルト)から、交流200ボルトが作れる。そのためには、太陽光発電メーカーとの協調、仕様の共通化も必要だ。

 いずれにしても、電気自動車はドンドン身近な乗り物になってきた。

 (XaCAR編集部・城市邦夫)

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