JEVRAシリーズ第2戦袖ヶ浦 予選で大きな番狂わせが!!

 5月21日に岡山国際サーキットで開幕を迎えた「2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES」の第2戦、「全日本袖ヶ浦50kmレース大会」が、千葉県・袖ヶ浦市にある袖ヶ浦フォレストレースウェイで 開催された。

 今回、全13台のエントリーを数えた。EV-1(モーター出力100kw以上)クラスのテスラ・ロードスターが2台、EV-2(モーター出力50kw以上 100kw未満)クラスの日産リーフが5台、EV-3(モーター出力50kW未満)クラスの三菱i-MiEVが3台、そして市販車改造クラスが3台という 内訳。エントリーリストを見ると、4台が新たなエントラントとして参入。ドライバーリストを見ればなんと9名がJEVRA初参戦というフレッシュな顔ぶれ となった。

 開幕戦を制した#1 TEAM TAISAN TESLA(黒澤翼選手)、同じく開幕戦惜しくも2位であった#9 OUTERPLUS☆TiR☆TESLA(井土智洋選手)の2台のテスラ・ロードスターが参戦。さらには、日産リーフでは、開幕戦で表彰台の一角にも割り 込む活躍を見せた#3 ENDLESS ADVAN LEAF(青木孝行選手)も引き続き参戦となった。

 久しぶりの猛暑日と予想されたこの日、袖ヶ浦周辺も早朝から気温が上昇していたが、10時半から予選セッションがスタートするころには、上空を雲が覆い始め、終日曇り空の一日となった。

 午前中の予選セッションは、各車5分間、2ラップ計測のワンカーアタック方式となっている。「EVの耐久レースということを考えれば、このポジション取り はさほど重要とは思われない」ということで、i-MiEVに乗る中谷明彦選手が出走しなかった以外は12台全てが出走。

jevraqualify1ここで大きな番狂わせ。前戦でクラス優勝、表彰台にも上がった青木孝行選手のリーフが1分29秒063で、まさかのクラス4番手に。「岡山では他のリーフ に7秒近い差をつけていたので、そのままなにもせずにここへ来ました。そうしたら、Sタイヤを履いているクルマはいるわ、足はイジっているわ、みんな本気 モードで、びっくり。これじゃかないません、という感じです。うさぎとかめみたいですね」というのが青木選手の予選後の感想。

 リーフ勢のトップ は地元千葉にある日本自動車大学校NATSの金井亮忠選手(#72 NATSリーフ/1分27秒505)。続いて深栖建男選手(#10 ZUMMY RF☆GSONIX LEAF/1分27秒513)、3番手に井土佐知子選手(#7 OUTERPLUS☆TiR☆LEAF/1分28秒642)となった。

jevraqualify2テスラ・ロードスター同士のトップ争いは、レーシングドライバー黒澤翼選手と、この袖ヶ浦をホームコースとする井土智洋選手の戦いとなったが、先 に予選アタックをした井土選手が1分16秒680でトップタイムをたたきピットへ。その後に出走した黒澤選手はアタック1周目に1分18秒777を出し、 そこでアタックを終了した。

 予選終了後、黒澤選手は「あれでベストです。決勝レースは後ろをついていきます」と完敗。

 1年ぶりに袖ヶ浦に戻ってきた全日本EVグランプリは、エントラントの意識も大きく変わる進化を見せている。

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