[編集スタッフブログ] カーボンを多用した「超軽量EV」 東レの先端材料展2011

 9月14?15日に東京国際フォーラムで開催された『東レ先端材料展2011』は、東レの環境技術、グリーンイノベーションを発表する場だ。最新の発電技術や、衣料、水処理など、我々の生活に密着した新しい東レの素材技術を見ることができるものだった。

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Teewave そこに展示されていた『TEEWAVE AR1』は、東レが試作したカーボン(炭素繊維)を多用した二人乗りオープンのEV。モノコックフレームまでカーボンで作られているので、通常の鉄で作ら れたクルマと比べて約4割軽い。速度は時速147kmで走り、一回の充電で走行可能距離は185km。開発費用は約3億円で、イギリスの自動車会社の協力 により開発されたという。

Carbonframe TEEWAVE AR1で採用されているフルカーボンのモノコックフレーム。これをベースに仕様変更することでオープンカー以外にも使用することができる。

 このクルマは炭素繊維を車両に多く採用することで、軽くて強い車両を作ることができるということをアピールしたい、ということが東レの狙い。カーボン素材を多用すれば、車両開発から廃車になるまで、二酸化炭素排出量を相当量抑えることができるという提案でもある。

 ただし、鉄と比べると炭素繊維のコストは高い。今後は、いかにローコストで、ハイクオリティな炭素繊維を開発できるかが重要な課題になるだろう。

  

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