[編集スタッフブログ] Audi e-tronプロトタイプ その3 A1 e-tronが採用するエンジンは本家ロータリー!? 

 A3 e-tronプロトタイプに引き続き、今回もアウディA1 e-tronプロトタイプをちょっとだけ紹介しよう。

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a1etronprototype先日紹介したA3 e-tronは完全な電気自動車、ピュアEVであるが、このA1 e-tronは発電機となるエンジンを搭載しているレンジエクステンダー。ヘッドライトには歌舞伎の隈取のような赤いラインが入っていて、ちょっとビックリ! である。エンジンを発電と駆動に使うプラグイン・ハイブリッドとは異なり、完全に発電用となっているのが特徴。発電だけという役割を考えれば、必要な発電量をまかなってくれるできるだけのスペックを持ち、そのエンジンは小さければ小さいほう が良い。

autounionそこで、このA1 e-tronに搭載されたのが、ロータリーエンジン。自動車用のロータリーと言えば、実用化・量産化を牽引した日本のマツダである。だれもが疑う余地のないロータリーの立役者である。

 しかし、ロータリーを発明したフェリックス・バンケル博士とともに試験開発をしたのが、旧西ドイツのNSU社である。このNSU社は、紆余曲折を 経てアウトウニオン(現在のアウディの前身)に吸収されている。つまり、このA1 e-tronに搭しているロータリー・エンジンは、ロータリーの本家のものなのである。

 シングルディスク、排気量254ccのこのロータリーエンジンは、発電量15kW(20ps)/5000rpm。重量は吸排気系パーツや冷却系、 音振対策の遮音材などを含め、ジェネレーターとあわせても約65kg。レンジエクステンダーには、こんな軽量・コンパクトなロータリーがぴったり、なので ある。

range先日の取材会では、エンジン自体を拝むことは適わなかったが、室内にロータリーファンの心をくすぐるものを発見。それは、シフトゲートに描かれた ロータリーのマーク。通常のモード以外に、常にエンジンが回る「Range」モードがそれだ。

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