EV充電サービスは課金が本格化?その1 SS編?  どこで充電するのが一番?

 これまで、電気事業法の売電法に抵触する恐れがあるということで、EVへの充電については課金を見送っていた事業者も多かったのだが、「ガソリン スタンドやコンビニエンスストアなどの敷地内で、電気自動車への充電事業を行なう場合については、電気事業法における事業規制の対象外と判断される」とい う、電気自動車充電サービスの取り扱いについてのガイドラインも策定され、ここで一気に充電サービスの有料化が進みそうだ。

 まず、サービスステーションを展開するENEOS、出光、コスモ石油、昭和シェルの4社が、EVサービスステーション・ネットワークという、EV 用急速充電器の新しいサービスネットワークを作成。4社のいずれかの会員になれば、1枚のカードで、どのブランドの充電器でも認証・充電をすることが可能 (一部充電器を除く)というものだ。

 しかし、各社のサービス料金はそれぞれ微妙に異なる。

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eneos画像はこちら東京都および神奈川県の18ヵ所でサービスステーションを展開するENEOSは、店頭申し込みの後、ウェブサイト登録で会員正式登録(その場でメンバーカード発行し、即日充電可能)。

 車両に対して3つのプランが用意される。Aプランは3000円(税込)/月で、ENEOSカードでの支払い。Bプランは3500円(税込)/月で ENEOSカード以外のクレジットカード。Cプランは法人向けのもので、3000円(税込)/月で、ENEOSビジネスカードでの引き落としとなる。ま た、メンバーカード発行手数料として別途1000円/枚(税込)が必要。

 青森、岡山、福岡にある充電器設置SSは今回の有料化対象とはならず、引き続き無料でのサービスとなる。非会員の充電利用も可能だが、1回あたり1000円(店頭でのクレジットカード決済のみ)となる。

 そして東京・神奈川で5店舗を展開するコスモ石油。入会はWEBもしくは郵送による申し込みが可能。料金プランは、COSMO EV CHARGEゴールドが3000円(税込)/月、COSMO EV CHARGEホワイトは1000円(税込)/月に充電1回に400円。非会員および会員カードを忘れた場合、夜間・早朝の時間帯の充電サービスが利用でき ない店舗あり。

 神奈川県内に5店舗(急速充電器設置は2店舗)のEV充電器設置サービスステーションを展開する出光。入会については、事前の会員登録、そしてク レジットカードでの口座引き落としとなる。基本的には、3150円(税込)/月の使い放題のプラン。他には都度料金のプランとして1回あたり急速充電器 1050円(税込)、200Vの普通充電で315円(税込)となる。

showashell画像はこちら東京に1店舗(200Vの普通充電器)、神奈川に3店舗(内、急速充電器設置店は2店舗)、そして新潟と岡山に1店舗ずつのEV充電器設置店を展開する昭和シェル石油。入会は、ウェブサイト登録で、クレジットカードでの口座引き落としとなる。

 入会費は無料。利用料金は、Aプランが月会費無料、利用料金は1回600円(普通充電では時間制限あり)、そして定額コースとなるBプランが3150円(税込)/月となる。また、会員登録により岡山の店舗での充電は無料となる。

 さて、では料金は、どの程度が妥当なのか、というところ。日産リーフオーナーは、ディーラーでの充電が無料となる日産ゼロ・エミッションサポート プログラム会員になっていると思われるが、その会費は月1500円(もちろん充電のサービス以外にもメンテナンスサポートやエマージェンシーサポートなど のサービスもこの中に含まれる)。これにサービスステーションの会員にも、となると約4500円にもなってしまう。さらに自宅での充電による電気代も含め ると、EV走行にかかる費用はあまり安くない、ということになってしまわないだろうか? 設置する側としては、その費用回収も大変だろうけどね。

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