東京・神田に編集部がある雑誌社に勤めていたころ、首都高が渋滞していると箱崎インターで降りて、抜け道として使っていた茅場町にある「さくら通り」のさくら並木。桜が満開になった時に、初めてそこを通ると、あまりにも見事な桜に感激したことを覚えている。
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道の両側に桜の木が植えられていて、アーケードのようになっている所をクルマで走ることができるのだ。桜の名所は数多くあれど、これだけキレイな桜のアーチの中をクルマで走れる場所はそうはないだろう。
ザッカー編集部に入ってから、この桜並木を眺めるのは2回目。編集部がある八丁堀のすぐ近くに、大好きな桜並木があるというのは、実に幸せなことである。
リーフで桜のアーケードのなかを通ると、北海道の日産のテストコースでリーフの開発責任者の門田英稔さんが「雪の中をリーフで走ると、自然と一体となれる感じがするんです。白銀の世界を大きなエンジン音を出して走るのは不似合いでしょ」と話していたことを思い出した。
雪だけでなく桜も然りである。桜の花びらが舞う中をリーフで走り抜けるのは気持ちがいい。一緒に走っているどのクルマよりも、桜と一体になれているような気になるのだ。
この「さくら通り」は、美味しい名店があることでも有名だ。なかでも「やきとり宮川」は、いつ行っても混んでいる。桜を眺めながら、美味しいものをいただくくというのも良い。どうしても私の場合花より団子という感じになってしまう。
(XaCAR編集部・大野田)