[編集スタッフブログ] これがスマートグリッド! 自立しできる家庭内電力システム

 5月30日から 6月1日まで、東京お台場の東京ビッグサイトを会場に開催されたスマートグリッド展2012。この展示会では「安定したエネルギー源の確保」というテーマで各社がさまざまな提案を行なっていた。

 そのなか、三菱電機では、PV・EV連携パワコン(パワー・コンディショナー)を展示。これは太陽光発電(PV=Photovoltaic power generation)と電気自動車(EV)を連携させて、PVで発電した電力をEV側で充放電して、家庭内の電気機器へ供給を行なうもの。

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SGexpo001HEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)を利用し、平常時はPVからの電気と夜間電力などオフピーク時の電力でEVへ充電。系 統電源の停電にも、PVとEVを連携させることで、1週間以上の自立を実現するとしている。神奈川県の大船にあるスマートハウスで実証実験が行なわれると いう。

SGexpo002車体横にあるのはガンスタンド部分。パワコン本体と分離させて、設置場所を選ばない設定としている

 また三菱重工では、V2X+PVシステムを展示。すでにこちらもEVとPVのパワー・コンディショナーで自立循環型エネルギー供給システムとな る。ちなみにV2XとはVehicle to Xの略で、EVに蓄えられた電力を取り出して、走行以外の用途に使う技術。V2Home(一般家庭)、V2Factory(工場)といったもろもろ、さら にはV2Grid(電力網)を見据えてV2Xという名称としている。

SGexpo003EVのバッテリーから家庭内の電気機器への電力供給、PVからEVへの直接直流充電も可能。将来的には系統との連携も考え、それを可能とする基本機能搭載を計画しているという。

 PVとセットで、太陽光での発電電力をそのままEVへ。そして、非常時はEVの電源で家庭の電化製品へ供給する提案があちらこちらでなされていた。系統との連携部分の障害さえ取り除ければ、数年先には、これがスタンダードとなるんだろうね。

 (XaCARレポーター・青山義明)

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