[編集スタッフブログ] 来るか? インホイールモーター!

 先日の「人とくるまのテクノロジー展2012」では、インホイールモーターの出展も相次いだ。ばね下重量増加、そしてモーターの発熱およびブレーキ熱の 対策など、一部ではEVには不向きではないかという意見もあるが、このところの展示会を見ていると、案外そうでもないのかもしれない。

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001_simdrive インホイールモーターといえば、清水浩教授率いるSIM-Driveが頭に浮かぶ人も多いだろう。もちろん、この社名にはシミズ・インホイール モーター・ドライブの意味が組み入れられているわけだから、インホイールモーターは外せないし、これからもさらに研究開発が進むであろう。

002_ntn また展示会などでも見かけるNTNもなかなか積極的だ。すでにインホイールモーター搭載の2人乗り小型EV(最高出力4kW/最大トルク300Nm)を静岡県磐田市で実証実験を開始している。

 エクセディのブースには、ダイナックス(エクセディの子会社)がスマートのリアホイールに内蔵(フェンダーワイド化でモーターの厚み分をカバー)したインホイールモーターを出展した。

 このモーターはレアアース系磁石を使わないが、ローターの両側にステータを配置(アキシャルギャップ型)して出力を高め、最高出力は5kWとしている。これから開発を進め、更なるパワーアップを図るという。

004_schaeffler また、ドイツのシェフラー社では、「eWheel Drive」というドラムブレーキを内蔵した、インバータもモーター裏に取り付けており、最高出力70kW/最大トルク700Nmを発揮するという。

 となってくると、次世代のホイールがどうなるのか? という疑問も。細いスポークの先に見えるのがモーターの冷却フィンじゃ、いくらなんでもツマ ラナイ。全く異なるドレスアップホイールになるのだろうか? それとも、インホイールモーターがホイールの役割まで担う? モーター開発ではチャレンジす る課題が多いだろうが、これからのクルマの足元にも興味深々!

 (XaCARレポーター・青山義明)

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