【パイクスピーク2012走行2日目速報】各チームセッティングを進める

 アメリカ現地9日はパイクスピークヒルクライムレースの練習走行2日目。前日同様朝5時半から9時半までが走行時間となる。多くの日本人ドライバーが参戦するEVクラスこと「Electric」クラスは、前日のボトムセクションに続き、ミドルセクションでの走行となる。

【関連記事】アルファロメオ・ジュリアに限定車「ヴィスコンティエディション」を設定! 歴史を感じさせるグリーンの車体色を採用

practice001このミドルセクションは、3つに分けたセクションの中で、もっとも勾配がきつくWsと呼ばれるWの形を二つ組み合わせたようなつづら折りのコースがあって、まさに駆け上がるセクション。昨日のセクションよりも走行距離は大幅に短くなっており、3本の走行ができた。

practice004前日のレースマシンの状態を確認した各チームは、セッティングをつめていくことになる。路面がダスティになると読んでいた田嶋信博選手の#1 タジマモーターMonster Sport Pikes Peak Specialは、クリーンな路面に合わせてサスペンションのセットを変更。またモーターの出力マップの変更も行なっている様子。

practice002また、奴田原文雄選手の#230 トヨタ・モータースポーツTMG EVP002は、昨日「リアが逃げる」ということでグリップ不足を訴えていた。アドバンA048のコンパウンドをミディアムからレイン(スーパーソフト)へ変更。ハンドリングは改善し、順調の様子。あとはこのコンパウンドでレースを走りきれるかの確認をする、ということだ。

practice003塙郁夫選手のSummit HER-02も順調にセッティングを進めており、昨年の同セクションのタイムを更新して走行を終了している。

 また、昨日のクラッシュで現在マシン修復中の増岡浩選手。必ずこの各セクションを走らなければならないパイクスピーク・ルーキーであるため、ベッキー選手の乗るi-MiEVをシェアする形で、この日のミドルセクションを走行し、条件をクリア。明日も同様にベッキー選手とマシンをシェアして走行をする。i-MiEV Evolutionは、土曜日中には修復作業が完成する予定。増岡選手は「逆転ホームランを狙う」と闘志を燃やしている。

 この日ボトムセクションを「Open Wheel」、「Time Attack」、「Unlimited」の3クラスが走行。走行がイコール予選アタックとなるこのセクション。Unlimitedクラスのポール・ダレンバック選手(PVA-03)が3分59秒704で予選トップタイムをマークした。

 (文・写真:青山義明)

画像ギャラリー