[編集スタッフブログ] 「新型ワゴンR! こんな軽自動車作っちゃっていいんだろうか」

 ワゴンRの試乗会に一緒に行った自動車ライターの岡村神弥さんが、試乗中にボソっとつぶやいた。辛口なことで有名なので、また愚痴かと思いきや『こんなに出来がいい軽自動車を作ってしまって』という意味だったらしい。

【関連記事】[編集スタッフブログ]体もデカいが、心もデカい男!モンスター田嶋の殿堂入り祝賀会

01確かに新型ワゴンR/ワゴンRスティングレーは、非常に良く出来ている。『スズキグリーン テクノロジー』と名付けられた環境&低燃費技術は、エネチャージ、新アイドリングストップシステム、エコクールなどといった、これまでの軽自動車では考えられなかった技術革新を行なっている。

02今回試乗してわかったのは、革新的なエコ技術以上に、クルマとして良くなっているのだ。新型エンジンは、NA/ターボともに十分すぎるほどのパワーを得られる。NAは、トルクがジワジワと盛り上がり、ターボは軽自動車とは感じさせない瞬発力をもつ。しかも軽自動車とは思えないほど静粛性のレベルも高い。

 乗り心地は実にマイルド。最大70kg(先代ワゴンR FXリミテッド/ワゴンRスティングレーX 2WDアイドリングストップ車比)も軽量化されたことも大きいと思うが、上質な乗り味だ。目をつむって乗れば、軽自動車だとは思えないほどである。

03upただし、よく考えれば、ワゴンR FXリミテッド 2WDで124.95万円、スイフトXG 2WD CVTが124.425万円なので、ワゴンRとスイフトがほぼ同額。また、つい先日発表されたup!は149.0万円。そんなことを考えると、軽自動車といえどもスイフトや輸入車までもがライバルといえるほどの高級車。もはや「軽自動車なのだから、これぐらいの乗り味でいいだろう」という妥協したクルマでは、ユーザーは満足することができないはず。

「こんな軽自動車作っちゃって…」ということも、スイフトなどと同価格帯のクルマであるということを考えれば必然だと考えられる。軽自動車にするか、コンパクトカーにするか悩んだらザッカーを読むべきだ。

 (XaCAR編集部・大野田)

画像ギャラリー