渋滞クルコンTEST安心してまかせられるクルマはどれだ? ~スバルXV/メルセデスS550/VWゴルフ/ボルボV40~ (2/2ページ)

■スバルXV
カメラのみでも見劣りせず

スバルXVハイブリッド
税抜き価格で約10万円という低価格、ドライバーの感覚に近い制御で人気のアイサイト。人間の目のように、ふたつのカメラによって前方にある物体の種類、距離、移動速度を認識するシステムだ。今回のテスト車で唯一カメラのみというアイサイトだが、その制御において見劣りする印象はなし。加減速や車間もスムーズだった。各種設定はステアリングスイッチで行なえ、表示はインフォメーションディスプレイで見ることができる

■スバルXVハイブリッド2.0i-Lアイサイト主要諸元

スバルXVハイブリッド
●ディメンション:全長×全幅×全高=4450×1780×1550mm/ホイールベース=2640mm/車両重量=1510 kg ●エンジンタイプ:水平対向4DOHC+モーター/排気量=1995cc/最高出力=110kW[150ps]/6000rpm/最大トルク=196Nm[20.0kgm]/4200rpm ●JC08モード燃費=20.0km/L ●トランスミッション=CVT ●車両本体価格 (税込)=286.2万円

 システム名称=アイサイト/センサータイプ=ステレオカメラ/
設定可能速度=40~114km/h/ 車間設定=3段階/ステアリングアシスト=なし/停止保持機能=なし(約2秒)

 (以下はスバルXVのシステムの総合評価/誌面同様がベター)
総合評価ーーーーー★★★
アクセル操作ーーー★★★
ブレーキ操作ーーー★★★
発進のスムーズさー★★☆
車間の適性度ーーー★★★
疲労軽減度ーーーー★★★

  

  

  

■メルセデス・ベンツS550
車間距離は少し近め!?

メルセデス・ベンツS550ロング
5つのレーダーセンサーと1個のカメラによって周囲の状況を監視。フロントグリル内の77GHzレーダーは中・長距離を、バンパー左右25GHzレーダーが近距離を担う。カメラは車線や先行車を認識。車間はもっとも多い6段階に調整可能だが、全体的に車間は詰め気味。慣れると交通の流れにそってしっかり加速してくれて頼もしいが、ブレーキもギリギリまで我慢するので最初は不安すら感じる。各操作はステアリングに付くレバーで行なう

■メルセデス・ベンツS550ロング 主要諸元

メルセデス・ベンツS550ロング
●ディメンション:全長×全幅×全高=5250×1900×1495mm/ホイールベース=3165mm/車両重量= 2180 kg ●エンジンタイプ:V8DOHC+ターボ/排気量=4663cc/最高出力=335kW[455ps]/5250-5500rpm/最大トルク=700Nm[71.3kgm]/1800-3500rpm ●JC08モード燃費=10.5km/L ●トランスミッション=7速AT ●車両本体価格 (税込)=1590万円

 システム名称=ディストロニックプラス/センサータイプ=ミリ波レーダー+カメラ/設定可能速度=30~200km/h/ 車間設定=6段階/ステアリングアシスト=あり/停止保持機能=あり

 総合評価ーーーーー★★☆
アクセル操作ーーー★★★
ブレーキ操作ーーー★☆☆
発進のスムーズさー★★★
車間の適性度ーーー★☆☆
疲労軽減度ーーーー★★★

  

  

  

  

  

■フォルクスワーゲン・ゴルフ
スムーズな加速で追従する

フォルクスワーゲン・ゴルフTSIハイライン
最大感知範囲200m、ビーム角12度のレーダーセンサーを採用し、前車との距離や相対的速度、複数車線での横の位置関係を計算して追従や速度調整を行なう。カメラはレーンキープアシストに使う。弱点の見当たらない優等生的な性能だったゴルフのACC。渋滞中も停止状態を保持して、再スタートは「RES」ボタンを押すかアクセルを踏めばOKだ。すべてがスムーズで好印象。唯一不満を挙げるなら、車間の表示が遠近逆に見えてしまう点ぐらいか?

■フォルクスワーゲン・ゴルフTSIハイライン主要諸元

フォルクスワーゲン・ゴルフTSIハイライン
●ディメンション:全長×全幅×全高=4265×1800×1460mm/ホイールベース= 2635mm/車両重量= 1320 kg ●エンジンタイプ:直4DOHC+ターボ/排気量= 1394cc/最高出力=103kW[140ps]/4500-6000rpm/最大トルク=250Nm[25.5kgm]/1500-3500rpm ●JC08モード燃費=19.9km/L ●トランスミッション=7速DSG ●車両本体価格 (税込)=310.9 万円

 システム名称=アダプティブクルーズコントロール/センサータイプ=ミリ波レーダー+カメラ/設定可能速度=30~160km/h/ 車間設定=5段階/ステアリングアシスト=あり/停止保持機能=あり

 総合評価ーーーーー★★★
アクセル操作ーーー★★★
ブレーキ操作ーーー★★★
発進のスムーズさー★★★
車間の適性度ーーー★★★
疲労軽減度ーーーー★★★

  

  

  

  

  

  

■ボルボV40
渋滞ではボタン操作のみ

ボルボV40 T4 SE
レーダーセンサーを使って先行車を認識して車間を意地するACCのほか、ミリ波レーダーとデジタルカメラを用いて歩行者や自転車を検知するヒューマンセーフティ、6m以内にいる前方車両の状態を監視するシティセーフティと機能満載。追従型クルコンの先駆者でもあるボルボだけに高い完成度とスムーズな作動が印象的。ステアリングの操作スイッチのイラストもわかりやすい。渋滞時の発進は他車と同じくステアリングスイッチまたはアクセル操作で行なうことができる。

■ボルボV40 T4 SE主要諸元

ボルボV40 T4 SE
●ディメンション:全長×全幅×全高= 4370×1785×1440mm/ホイールベース=2645mm/車両重量=1430kg ●エンジンタイプ:直4DOHC+ターボ/排気量=1595cc/最高出力=132kW[180ps]/5700rpm/最大トルク=240Nm[24.5kgm]/1600-5000rpm ●JC08モード燃費=16.2km/L ●トランスミッション=6速AT ●車両本体価格 (税込)= 338.4万円

 システム名称=アダプティブクルーズコントロール/センサータイプ=ミリ波レーダー+カメラ/設定可能速度=30~200km/h/ 車間設定=5段階/ステアリングアシスト=あり/停止保持機能=あり

 総合評価ーーーーー★★★
アクセル操作ーーー★★★
ブレーキ操作ーーー★★★
発進のスムーズさー★★★
車間の適性度ーーー★★★
疲労軽減度ーーーー★★★

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