突如、鈴鹿サーキットに登場した謎のフォレスター

突如、鈴鹿サーキットに登場した謎のフォレスター

フォレスターに走りのスペシャルグレード登場か?

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 8月の最終日、鈴鹿サーキット(三重県・鈴鹿市)では、第43回インターナショナル鈴鹿1000kmが開催されている。そのグランドスタンド裏のイベント広場には、SUPER GTに出場している自動車各メーカーやスポンサーのブースが多数出展し、レースファンはもちろんクルマ好きが楽しめる催し物が盛りだくさんとなっている。
スバル/STIのブースでは、新車だけでなくニュル24時間レースに参戦したWRX-STI(もちろん本物! なんとイベント移動用にミッションを載せ換えているらしい!?)が展示され、発表されたばかりのWRX S4の体験試乗会なども行われ、多くのファンから注目されていた。

ForestertsrearForestertsconceptそんなスバルブースの一角に、通常のディープシー・ブルーパールよりもずっと明るいブルーのフォレスターが展示されている。

 近づいてみると、なんとWRブルーのカラーリングが施されたフォレスター。それもところどころにチェリーレッドの指し色、そして『tS』のエンブレム! 先代モデルにも設定されていた「tS」がいつの間にか登場!? と思ってみていると、フロントウインドウには「STI tS CONCEPT」の鉢巻きが巻かれている。つまりまだ市販車ではないということ!

 車両の横には、STIの森宏志さんの姿もあり、早速詳細を聞いてみた。
「今回はお客様の意見を聞く機会として、この鈴鹿1000kmレースの場に持ち込んだだけです。まだまだコンセプトなので詳しいことはお話はできません」とのこと。
見える範囲で車両の撮影はどうぞ、といつもの笑顔で答えてくれた。お言葉に甘えて……。執拗に撮影して、各部を分析してみよう。

 外観はWRブルーのボディカラーで、クロームメッキパーツは、少し色調を抑えた若干渋めのパーツに組み替えられている。
ボディ下に潜り込んでみると、フレキシブルドロースティフナーやサポート、専用ダンパーとお決まりの補強アイテムがしっかりと加えられており、フロントには小さなラジエターコアが一つ追加されていた。
足元はBBSホイールにオンロード寄りのBSテュランザER33(245/45R19サイズ)を履く。ドアも開けてもらえなかったので、インテリアは撮影はできなかったが、ステアリング、メーター、シフトノブ、そして専用シートと、tS専用パーツは全部盛りといったところだろう。

Hiroshi_Mori

 真相を追求しようとしたが、最後までかたくなに口を閉ざす森さん。
先代tSは300台限定だったが、今回も限定だろうか? すべてはわからないままだが、会場ではかっこいい、と好評だったようだ。
各パーツの完成度の高さから、市販化は秒読み段階といえるだろう。登場を心待ちにしたい。