【速報パリモーターショー2014】新型ロードスターの1.5Lエンジン発表!

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世界5大モーターショーのひとつで、以前はサロン・ド・ロトという名称だったため、パリサロンとも呼ばれたが、現在は名称をモンディアル・ド・ロトモビルと改めたため、パリモーターショーと呼ばれる。開催は2年に一度、偶数年の秋に開催となる。入場客数も非常に多いのが特徴といえる。
今年のパリショーでは、なんとマツダ・ロードスターのエンジンフードが開けられ、1.5Lエンジンを搭載していることが発表された。ここではそんな注目車6台をピックアップして紹介しよう。
マツダ・MX-5

ついにエンジンを公開!
先日ついに姿を現わした新型マツダロードスター。その輸出仕様車「MX-5」がパリショーに展示された。基本的な部分は先に公開されたマツダロードスターと同じではあるが、当然のことながら左ハンドル仕様になり、さらにタイヤは17インチを装着していた。そして最大のサプライズが、エンジンルームがついに開かれたこと。コンパクトなそれは、1.5Lと公表された。写真のとおりエンジンはかなり車体センター寄りに配置され、フロントミッドシップレイアウトを採用しているのは間違いないだろう。1.5Lへとダウンサイジングが決定した新型ロードスターには、世界中から駆け付けたメディアから大注目を集めていた。
ホンダ・シビックタイプR
タイプRの中身が徐々に明らかに
2015年のデビューが予定される「シビックタイプR」。今回は新たに+Rモードとよばれるパフォーマンスモードの搭載が明らかになった。また、フロントサスにはステアアクシスと呼ばれる新機構を採用。ハイパワーFF車の宿命ともいえるトルクステアを抑える仕組みだ。
トヨタ・C-HRコンセプト
ジューク対抗のクロスオーバー
トヨタブースでワールドプレミアとなったコンセプトカーが「C-HRコンセプト」。具体的な内容は公開されず、デザインスタディといった印象。欧州や日本でも人気のジュークと同じくらいのサイズで、同カテゴリーに新型モデルを送り込む計画があるようだ。
三菱アウトランダーPHEVコンセプトS
マイチェンでフェイスリフトか?
コンセプトカーではあるが、まさしく「アウトランダー」の次なるスタイリングとなるのは間違いない。パワートレインはPHEVと2Lガソリンと現行モデルとまったく同じ。早ければ次のマイナーチェンジで採用されそうな完成度の高さだった。
ランボルギーニ・アステリオンLPI 910-4
ランボルギーニ初となるPHEV
ランボルギーニブースに姿を現わしたのはなんと同社初のプラグインハイブリッド。「アステリオン」と名付けられ、5.2LV10エンジンと3つのモーターを搭載。HVモードでの合計出力は最大910hpで最高速は320km/hという数値を誇りながら、CO2排出量はなんと98g/kmでEV走行は50kmまで可能という。
日産パルサーNISMO
日本導入熱望のホットハッチ
今年5月から欧州で販売をスタートしたパルサーに、日産のコンプリートカーシリーズの「NISMO」を冠したコンセプトモデルを発表。まずはデザインスタディとのことだが、今度の動向が気になる。同モデルについてニスモシリーズのチーフプロダクトスペシャリストの田村宏志さんを直撃。 注目の内容は11月26日発売のCARトップ12月号にてお伝えする!