マツダ版ドレスフォーメーション登場か?

マツダ版ドレスフォーメーション登場か?

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Mazda6モータースポーツジャパンのマツダブースには、2014-2015カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した新型デミオとSKYACTIV-Dエンジンのカットモデルが展示されていた。
そして、モータースポーツの祭典だけに、2013年の北米グランダムROLEXシリーズGXクラスのマニュファクチャラーチャンピオンを獲得したマツダ6(日本名アテンザ)のレースマシン、Grand Am GX MAZDA6 SKYACTIV-D Racingも登場。この車両は2014年1月の「東京オートサロン2014 with NAPAC」でも出展されていたものだ。

Mazda6_002その優勝車のはずなのだが、なんだかおかしい。近づいてみると、ボンネットのエアスクープはない。フロントタイヤから奥を覗くとエンジンもない。さらにはブレーキディスクはあるもののキャリパーもない。ドアは開閉ができていたようだが、封印テープが貼られてしまっていた。内装も取ってつけたようなシフトノブからして残念な限り。
どうやら北米マツダがレーシングチームに制作させたプレゼン用車両らしい。できれば、本物の優勝マシンが見たかった。

 マツダの名誉のために言っておくと、このレプリカは北米(のチーム側が)製作・用意したもののようだ。よくナスカーを開催しているサーキットなどへ行くと、こういったナスカーもどきがイベント広場で並べられているが、まさにこんな造りのものなのだ。思わず笑ってしまうほどのものですが、これはさすがに日本のレースファンには見るに堪えないものではないだろうか?

 せっかくなので、このレプリカの元となった、レースに出場したマツダ6について、解説をしよう。

 マツダノースアメリカンオペレーションズが、ディーゼルエンジンSKYACTIV-Dをレース用にチューニング(パーツの半数以上は、量産のSKYACTIV-Dのパーツをそのまま使用)し、マツダ6のボディに搭載したレーシングカー。開発はスピードソース・エンジニアリング社で、2013年1月のデイトナ24時間レースを皮切りにグランダム GX シリーズに参戦する。初戦であるデイトナ24時間こそ出走した3台すべてがリタイヤを余儀なくされる状態だったものの、改善を重ね、第4戦での優勝後は連勝を重ね、合計9勝(00号車が5勝、70号車が4勝)で、2013年グランダム GX シリーズのマニュファクチャラーチャンピオンを獲得したのである。

 ちなみに東京オートサロンに展示されていたものは本物だったようだ。

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