日本充電サービスの「チャージスルゾウ」が姿を見せた!?

日本充電サービスの「チャージスルゾウ」が姿を見せた!?

 EVおよびPHEV用の充電器設置を推進することと、既存の日本国内の充電サービスネットワークの一本化を前提とした充電ネットワークサービスの構築を実現することを目的に、トヨタ、日産、ホンダ、三菱と日本政策投資銀行が出資して5月に設立された「合同会社日本充電サービス(以下NCS)」。

 既存のネットワークのうち、日産系のジャパンチャージネットワークがすでにその充電サービスを2014年度末に終了することを発表。結果的にNCSのカードで1枚で充電サービスを受けられる利用環境が整っていく模様だ。

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20141111_01_03まだNCSのネットワークサービスはスタートはしていないが、サービス開始を前にトヨタがNCSに対応することを発表。同時に、NCSの充電インフラネットワークの標章(マーク)もお披露目された。
NCSのマスコットが、この「チャージスルゾウ」のようだ。これは普通充電器用のもので、急速充電器にはどのような標章になるのか、また、これまでの充電ネットワークサービスは充電器に小さくネットワークサービスの標章が貼られていたが、このゾウが実際にどのようなサイズのもので掲示されるのか、については今のところ不明だ。

 ちなみに、今回トヨタが発表したのは「PHV Drive Supportプラス」という新しいサービスは、これまであったプリウスPHVオーナー向けの無料会員制サービス「PHV Drive Support(以下PDS)」に、有料で商業施設や宿泊施設等に設置してあるNCSの普通充電器を利用できるサービスを追加設定したというものだ。

「PDS」自体は、プリウスPHV登場(2012年1月)と同時にできた無料の会員制サービス。その内容は、トヨタディーラー設置の普通充電器(約1500基)による「充電サービス」、クルマの使い方をサポートするアプリである「オーナーズナビゲーター」、車両の充電情報や充電器検索やリモートエアコンなどが可能な「eConnect(イーコネクト)」、プリウスPHVのSNS「トヨタフレンド」、車両の使用状態をチェックしバッテリーを長持ちさせるための運転方法や良い充電方法などをアドバイスする「バッテリーいたわりチェック」といったものが含まれている。

20141111_01_02今回新たに設定される「PDSプラス」では、前述のPDSのサービスにディーラー以外の普通充電器の利用を追加したもの。PDSプラス会員に発行される「PHV Drive Supportプラスカード」でNCS充電器の認証を行う。

各種充電サービスカード利用料金は、会費が324円/月で、充電器利用料は利用時間に応じて1.62円/分(ともに税込み価格)である。初回加入時サービスとして加入から半年間の会費(月額会費+充電器利用料)無料となるようだ。加入申込の受け付けはスタートしており、サービスの利用開始は12月1日だ。

 EV、PHEVの充電インフラネットワークがこのチャージスルゾウに統一され「一枚の充電カード」でどこの充電も利用できる環境は整いつつある。(青山義明)

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