マツダのクルマづくり現場に潜入!?

マツダのクルマづくり現場に潜入!?

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マツダ研修会2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたデミオをはじめ、魅力的なクルマを世に送り出しているマツダ。そんな同社のクルマづくりを学ぶことができる勉強会が、雑誌編集者向けに開催されることになり、CARトップ編集部も参加してきた。

 まずは広島県三次市にあるマツダの試験場にて、スカイアクティブテクノロジーを実際に体感するべく新旧車両を乗り比べ。ドライビングポジション/パフォーマンスフィール/ヴィークルダイナミクスの3テーマが用意され、実際に開発を担当しているエンジニアが講師という豪華な内容だ。

 テストコースを実際に走れる機会など滅多にないので、それだけでも貴重な体験なのだが、クルマに投入された技術を開発エンジニアから直接レクチャーを受けられることが大きい。今のマツダ車のすべてをよりわかりやすく理解することができる、この上ない経験となった。

マツダ研修会2日目は広島市の本社にて、魂動デザインについて講義からスタート。講師はなんとデザイン本部長の前田育男さん。2015年の発売が待ち遠しい新型ロードスターを題材に、デザインへのこだわりはもちろんクレイモデルの制作についてなどを講義。今ではさまざまなメーカーが採用しているクレイ(粘土)だが、使っている素材はマツダ用にアレンジした特注品だそう。高温にしなければ削れない特注クレイは、硬質な面を生み出せるということで採用しているそうだ。当日はデザイナーが実際に削る様子を見せてくれ、さらにその作業を体験させてくれた。

マツダ研修会最後はエンジンやCX-5を組み立てている工場のライン見学。ここにもマツダのクルマづくりへのこだわりが投入されており、いかに効率よく組み上げられるか、というノウハウを垣間見た。エンジンはストックヤードに在庫するのではなく、細かく決められた生産計画に基づいて組み上げており、完成から2時間後には車体にドッキングされるという。まさにできたてホヤホヤなクルマがユーザーのもとへと届けられるのだ。

 本来はなかなか見ることのできないマツダのクルマづくりを実際に体感し、率直に思ったのは本当にクルマが好きなひとが開発しているな、ということ。今マツダが掲げているコンセプト「Be a driver.」。走って楽しいクルマを作りたいというテーマは、開発陣全員の心にも根付いているのだな、と感じた2日間であった。

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