ラフスケッチから誕生したホンダN-BOX派生「N/」 (1/2ページ)

ラフスケッチから誕生したホンダN-BOX派生「N/」

開発計画もないのに原寸大モックアップまで制作

コメンテーターにパパイヤ鈴木さんが登壇。スラッシュの魅力を浅木泰昭開発責任者とトークした
コメンテーターにパパイヤ鈴木さんが登壇。スラッシュの魅力を浅木泰昭開発責任者とトークした

  

Printホンダが新ジャンル軽自動車を発表した。
まずそのクルマの名前だが、N-BOX SLASH(エヌボックス・スラッシュ)という。タイトルの「N/」という意味をご理解していただけただろうか?
車名のとおり、このクルマはN-BOXの派生モデルである。
本家のN-BOXはスペース性に優れるハイト系ワゴンなのだが、このN-BOXスラッシュはかなり方向性が異なる。

  

NU1412117
スクエアなチョップドルーフスタイルのBOXクーペ。スケッチをよく観察すると、国産車ではありえないほど大きなフロントドアの2ドアだ

NU1412119そもそも、このクルマが誕生することになったのは、ホンダのエクステリアデザイナーが遊び半分で書いたスケッチ。
N-BOXのルーフを削り低くしたサイドビューが描かれていたのだ。それを開発室のホワイトボードに貼っておくと、それに共感するデザイナーが増え、インテリアのデザインスケッチや原寸大モックアップまで作られてしまった。もちろん、開発計画もなく趣味とか勢いで作ってしまっていたわけである。
ところが、それを見た役員が「かっこいい」とか「おもしろい」ということから製品化が決定。N-BOXスラッシュが誕生することになったわけである。

 このようにスタートから型破り(ファンキー)ということから、これを合い言葉に開発された。
その勢いは、最後まで途絶えるどころか増幅していったそうだ。

 ちなみにN-BOXスラッシュとベースとなったN-BOXと比較してみると、100mmもルーフ高を下げたというだけあって、そのフォルムはまったく異なる。
また、サスペンションは専用チューニングを施し10mmローダウン化。リヤサスにはN-BOXより大径ダンパーを採用している。その結果、N-BOXスラッシュの全高はN-BOXよりも110mm低い1670mmとなった。
am_nb1111032Hのコピー

 コンパクトなサイドウインドと低いルーフが、クーペなフォルムを実現。リヤドアはスライド式からヒンジ式に変更され、ドアノブはウインドと一体化したようなデザインを採用している。
室内長と室内幅の数値は同じで、室内高は1290mmとさすがにベースのN-BOXより110mm低い。とはいえホンダN-ONEに比べると50mmも高いのだから、狭いとは感じることはないだろう。

エクステリア、インテリアのカラーをトータルで考えた5種類のスタイルを提案

  • ダイナースタイル<CALIFORNIA DINER STYLE>
    カリフォルニアの道路沿いにある雨ダイナーレストランをイメージ。赤を基調にチェッカーフラッグを車内にあしらう。
  • グライドスタイル<Hawaii glide Styale>
    太陽の光が降り注ぐハワイの海岸線をサーフ&ドライブするイメージ。
  • セッションスタイル<TENNESSEE SESSION STYLE>
    古いジャズやブルースが演奏されるライブハウスをイメージ
  • ブライトロッドスタイル<BRIGHT ROD STYLE>
    1950〜1960年代のアメリカの雑貨や家電をイメージしたデザイン
  • ストリートロッドスタイル<Street ROD STYLE>
    ホットロッドとも呼ばれるカスタムカーをイメージ。インナールーフまでブラックにした内装を採用する。
カラーバリエーション一覧
<ボディカラー>

<インテリアカラー>

画像ギャラリー