モータースポーツ写真家が描く渾身のワンショット

日本レース写真家協会/JRPAは、モータースポーツで活躍するマシンや選手たちが躍動するシーンを捕らえるプロのフォトグラファー集団だ。
彼らがファインダー越しに見たその瞬間は、自動車雑誌だけでなくスポーツ誌などに掲載。
それは単なる記録ではなく、マシンの咆哮や選手たちの息づかいさえ聞こえてくるアートでもある。
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そんなJRPAは、毎年写真展を開催している。
今年は、2014年に世界各地のレースイベントで繰り広げられたレースシーンの中から「光と影」のテーマに、独自の視点で切り取った思い入れのある渾身の作品を展示する。
開催地は、下記の東京/大阪/名古屋のギャラリー。
彼らの作品からモータースポーツの魅力を存分に感じてほしい。
【開催要項】
1.東京
開催期間 2015年2月5日(木)~2月10日(火)
開催時間 10:30 ~ 18:30
会 場 キヤノンギャラリー銀座
住 所 東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング 1F
2.大阪
開催期間 2015年2月26日(木)~3月4日(水)
開催時間 10:00 ~ 18:30
会 場 キヤノンギャラリー梅田
住 所 大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビル 地下1F
3.名古屋
開催期間 2015年4月16日(木)~4月28日(火)
開催時間 10:00 ~ 18:30
会 場 キヤノンギャラリー名古屋
住 所 名古屋市中区錦1-11-11 名古屋インターシティ 1F
※入場無料
※日曜、祭日は休館
さらに、2005年よりJRPA会員が「その年一番のフォトジェニック」を投票で選ぶ「JRPAアワード」を行っている。
このJRPA AWARDは、記録や戦績だけではなく、むしろその競技に於いていかにフォトジェニックで、フォトグラファーの写心をくすぐる存在であるかで決定するといっている。
競技スタイルや、立ち振る舞いがフォトグラファーにとって魅力的であり、常に話題や撮影機会を提供し得る存在であり、“いかに「アツく」してくれるか”と言う視点で選ぶ賞。またフォトグラファーの取材活動に対して紳士的な協力があり、親和的に接することができているなど、それらを総合的に評価している。
このような基準で会員フォトグラファー(64名)の投票により、2014年の「JRPAアワード」は大賞に中嶋一貴選手が選出された。
ちなみに過去の受賞者は
第1回(2005年)大賞:服部尚貴 特別賞:伊藤真一
第2回(2006年)大賞:鈴鹿サーキット 特別賞:北川圭一
第3回(2007年)大賞:ヨシムラジャパン 特別賞:大島和也
第4回(2008年)大賞:松田次生 特別賞:石井正美
第5回(2009年)大賞:ホンダNSX 特別賞:青山博一
第6回(2010年)大賞:小林可夢偉 特別賞:伊藤真一
第7回(2011年)大賞:水谷 勝 特別賞:アンドレ・ロッテラー
第8回(2012年)大賞:中嶋一貴 特別賞:中須賀克行
第9回 (2013年) 大賞:山本尚貴 特別賞:加賀山就臣
(敬称略)
日本レース写真家協会 http//www.jrpa.org