EV化したFRプリウスがD1へ参戦!

EV化したFRプリウスがD1へ参戦!

「東京オートサロン2015 with NAPAC」では、今年も屋外特設コースにドリフトのD1グランプリのキックオフ・ドリフトが行われた。
D1GPkickoff2これはD1グランプリのデモランなのだが、その内容は公式戦に準じており、車両が一台ずつ走行する単走、上位と下位2台のバトルによる追走が行われる。もちろんMCはD1グランプリでおなじみの鈴木学アナウンサー。解説と審査員には谷口信輝選手という豪華な顔ぶれ。

  

  

  

PriusEV

 そのデモランの中で、一台のコンバートEVマシンが登場した。それがOZ MOTORS VERTEX PRIUS。その名の通り30プリウスが登場。すでに各所で報じられているとおり、電気自動車(EV)にコンバートされた車両だ。

PriusEV2車両を製作したのは、これまで数々のコンバートEVを手掛けてきたオズコーポレーション。JFEの超急速充電器に対応する車両として製作されたSRフェアレディのコンバートEV(スーパーラピダスSR311EV)や、ガレージカレントのeCurrentポルシェ930T-EVといった仕上がりもきれいなマシンを製作している会社だ。

PriusEV4今回、製作されたプリウスは、フロントにモーターを2基搭載。それをトリプルクラッチ、シーケンシャル6速ミッション、プロペラシャフトを介して後輪で駆動する。バッテリーは中国製のリン酸鉄リチウムイオン電池で、バッテリー容量46kWh を搭載する。

 ボディワークは、この車両の開発ドライバーも務める上野高広選手が手掛ける「VERTEX T&E」ブランドのプリウスのワイドボディキット。このキットはこのD1マシンのために製作したという。

 今回の1月9日の走行お披露目に合わせ、突貫工事で製作されたプリウス。この走行がほぼシェイクダウンという状態。

PriusEV3走行を披露した上野選手も「今日はまずはお披露目ということで、壊してはいけないので出力を25%ほどに制限しています。まだ作り上げたばかりで、足まわりはもちろん、すべての箇所をこれから煮詰めていくことになります。ただ、アクセルを踏むと同時に最大トルクが立ち上がるEVというのはドリフトには向いていると思ってますし、このクルマの動きは悪くないので、うまくいけばシーズンの初めのところからこのパフォーマンスの良さを皆さんにお見せできると思います」とコメントしてくれた。

 また、オズコーポレーションの古川治代表も「今回はでき上がったばかりなので、車内の撮影は勘弁してください。まずは安全と限界の折り合いを探りながら、安全に踏んでイケるクルマに仕上げていきます」とコメント。

 今シーズンのD1グランプリへは、エキシビジョンでプリウスに乗るという。「開幕戦となるお台場戦にぜひ見に来てほしい」と上野選手。D1GP開幕戦は4月18日(土)~19日(日) 東京・お台場NOP地区特設コースで開催となる。

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