街と人にマッチするマツダCX-3は2月下旬から発売

昨年11月に開催されたロサンジェルス・モーターショーでワールドプレミアしたマツダCX-3が、いよいよ2月下旬より日本市場でも発売される。 【関連記事】昔っぽいのに古くさくない不思議! レトロデザインで成功したクルマ4選
今回、日本のメディア向けに行われた撮影会に登場したのはプロトタイプとはいうが、ほぼ市販モデルといえる。
マツダCX-3は、さまざまなライフスタイルをサポートするクルマとして開発。立体駐車場へのアクセスを考慮した1550mmの全高など、シティユースにも対応する。
見た目はSUVのようなクロスオーバーモデルだが、CX-3の開発にはライフスタイルのクロスオーバーさせるという意味も込められているのだ。
それゆえ、CX-3がデザイン面で目指したのは、大径ホイール/タイトキャビン/ショートオーバーハング/ロングノーズと、スポーティさも兼ね備えたクルマの美しさ、格好良さを実現するには大きな要素だ。
マツダCX-3のボディサイズは、全長×全高×全高が4275×1765×1550mm。そう、シャーシを共有する5ナンバーのデミオとは異なり、全幅は3ナンバーサイズなのだ。これは、前述したようなデザイン性を重していることもあるが、なによりフェンダーをワイド化することでクロスオーバーモデルの象徴ともいえる大径タイヤ(215/60R16または215/50R18)の装着を実現しているのだ。
グレード展開は、上級グレードのXDツーリングパッケージ、XDツーリング、XDの3種類。

搭載エンジンは1.5Lディーゼルターボのみと、デミオのような1.3Lのガソリン仕様の設定はない(輸出仕様には2Lガソリンも設定)。
ただし、このエンジンに組み合わされるトランスミッションは6速ATと6速MT、駆動方式はFFと4WDを全グレードに設定している。
ここで注目したいのが、1.5Lディーゼルターボエンジンの最大トルクだ。
デミオの25.5kgfより高められた27.5kgfを1600〜2500rpmで発生する。シティユースのみならず、さまざまなライフスタイルにマッチするためにもダイナミックな走りを実現するようなセッティング変更だという。

しかも、デミオは6速MTの場合、最大トルクを22.4kgfとやや低く設定されているが、CX-3は全グレード同一設定。これは輸出用に設定されている2Lガソリンエンジン用・大容量タイプのトランスミッションを搭載しているからなのだ。
インテリアカラーは、ピュアホワイトのレザーとブラックのスウェードのコンビ、ブラックの合成皮革とグレーのクロス、クロスのブラック&ダークグレーの3タイプをグレード別に設定する。
また、メーターフードやシートなどに入れられているステッチやパイピングにはダークレッドを採用。このカラーは100色以上の「赤」から大人のクルマに相応しい色として選ばれたのである。
そして心地よいタイト感のあるインパネデザインからドアに流れるラインは、じつはフェンダーラインからの流れとも融合しているのだ。
ピュアホワイトのレザーとブラックのスウェードのコンビ
ブラックの合成皮革とグレーのクロス
ラゲッジは2wayカーゴボードを採用する2段式。最大容量は350Lと大きい
さて、気になる価格だが、ベーシックグレードのXDが約230万円で最上級のXDツーリングパッケージが300万円となるそうだ。
諸元表 | |
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車名 | --- |
グレード | --- |
全長×全幅×全高 (mm) | ---×---×--- |
ホイールベース (mm) | --- |
トレッド 前/後 (mm) | ---/--- |
車両重量 (kg) | --- |
パワーユニットタイプ | --- |
排気量 (cc) | --- |
最高出力 (kW[ps]/rpm) | --- |
最大トルク (Nm[kg-m]/rpm) | --- |
駆動方式 | --- |
トランスミッション | 速 |
サスペンション 前/後 | ---/--- |
ブレーキ 前/後 | ---/--- |
タイヤサイズ 前/後 | ---/--- |
JC08モード燃費 (km/L) | --- |
価格 (万円・税込) | --- |