[動画]次期ヴィッツ投入に合わせトヨタWRC復活か?

[動画]次期ヴィッツ投入に合わせトヨタWRC復活か?

ヤリスWRC開発車両のテスト風景動画を公開

 1月30日、トヨタは2017年にWRC参戦することを発表。
トヨタ・ヤリス(日本名ヴィッツ)のWRCマシン開発車両をお披露目した。

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YARISWRC02

 豊田章男社長は、WRC参戦に関するスピーチでヤリスWRCマシン開発車両のテストドライブに参加したことを語っている。
また、レースやラリーに参戦経験を持つ豊田社長ではあるが、「経験したことのない4WDマシンの操縦性に、今後さらなるチャレンジをしていきたい」とも言っている。

  

  

 そのテスト風景の動画(本記事下段に動画をアップ)が公開されているが、もう少しWRCマシンとなるヤリス(ヴィッツ)について考察してみたい。

 まず、トヨタがWRCに復活するといっているのは、前述したとおり今から2年後の2017年。確かに、参加することではなく勝てるマシン作りに時間を要するのは理解できる。

 現行型ヴィッツの登場は2010年。2014年のビッグマイナーチェンジでその走りや質感は大幅に向上。
自動車雑誌CARトップの2014年筑波オブ・ザ・イヤー(その1年の筑波サーキットテストで、タイムは関係なく最も優れたクルマに与えられる賞)をヴィッツG’zが受賞するほど高い評価を得ている。
ヴィッツがWRCマシンとしての素性は高いことは間違いないのだが、登場からすでに5年。もし、2017年のWRC参戦時も開発車両と同じモデルとなると登場から7年を経過したクルマを使うことになる。つまり、その頃にはヴィッツはモデルライフ末期といってもいい時期だ。

YARISWRC03WRCで好成績を挙げれば、ヨーロッパなどでは販売面大きな影響を与え、ヤリスの売り上げは延びるだろう。
そんな販売戦略の一貫になるクルマを末期モデルのヴィッツで戦い続けるのは、メリットがあるとは予想しがたい。

  

  

 これはあくまでも予想だが、2016〜2017年でヴィッツ(ヤリス)をフルモデルチェンジして、WRCで好成績を収めれば販売に拍車をかけようとしているのではないだろうか。
つまり、今回発表されたヤリスは先行開発マシンで、次期モデルでWRC参戦というシナリオも十分成立する。そう考えると、次期ヴィッツはホットな仕様を設定するのはもちろん、従来のヴィッツよりスポーティなパッケージング(全高が低くするなど)を採用してくる可能性は十分にありえるだろう。

ヤリスWRC開発車両テスト動画