[動画]日産もハイブリッドでル・マン挑戦

[動画]日産もハイブリッドでル・マン挑戦

 ル・マン24時間レースへの参戦を表明した日産がマシンを発表した。
ル・マン24時間レースは、FIA世界耐久選手権(WEC)の1戦として含まれ、シリーズはイギリス・シルバーストンで4月12日開幕し、ベルギーのスパ、ル・マン24時間およびドイツのニュルブルクリンク、アメリカ、日本、中国、そして中東へと世界を転戦する。このレースにはトヨタのTS040 HYBRIDも参戦している。

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Nissan GT-R LM NISMO

 日産が発表したマシンは、3LV6ツインターボエンジンとエネルギー回生システムを搭載したフロントエンジンの前輪駆動車の「NISSAN GT-R LM NISMO」で、LM P1(ル・マンプロトタイプ1)クラスに参戦する。Nissan GT-R LM NISMO

 しかも、その発表は米国テレビ史上最多視聴番組スーパーボウル中のコマーシャル(www.withdad.com)で行われた。日産のグローバルマーケティング、ブランド担当常務執行役員ルー ドゥ・ブリースさんは「スーパーボウルでNISSAN GT-R LM NISMOを発表することは私たちにとって大きな誇りです」とコメント。
Nissan GT-R LM NISMOニスモ宮谷正一社長は「持続可能であることが私たちの最重要項目であり、ル・マンの技術規定はその点において新しいアイディアを追求する自由度があります。ル・マン24時間レースにおける我々の最高記録は総合3位であり、まだやり残した仕事が残っています。お客様、従業員そしてファンの皆さんのためにも、やるからには勝ちたいし、勝つための知見があると思っています。競争は他に類を見ないほど厳しく、この挑戦には身震いする思いです」と語る。

  

Marc Gene

  

 NISSAN GT-R LM NISMO最初のドライバー、スペイン出身のマルク・ジェネ選手も発表された。マルク・ジュネ選手は、ル・マン24時間レースでLM P1(ル・マンプロトタイプ1)クラスに8回参戦と豊富な経験を持ち、2005年からはスクーデリア・フェラーリのテストドライバーを務めている。

 トヨタTS040HYBRIDとともに、ル・マン24時間レースだけでなく日の丸ハイブリッドマシンがWECで活躍することを期待したい。

  

2014年ニスモフェスティバルで日産ル・マン復活を記念して往年のマシンが走行


NISSAN GT-R LM NISMO テクニカル仕様・主要諸元

レイアウトフロントエンジン前輪駆動
エンジンニッサンVRX 30A NISMO : 3.0リットル バンク角60度V6
直噴ガソリン・ツインターボ
トランスミッション前進5速+後退 シーケルシャルギアボックス+ニューマチックパドルシフトシステム
シャシーFIA公認車重 : 880kg、右ハンドル
容量68リットル、FT3燃料タンク+電磁ポンプ、ERS
ボディワークカーボンコンポジット製ボディパネル
ポリカーボネイト製ハードコーティング・ウィンドスクリーン
CFDおよびフルスケール風洞にて開発した超高効率ボディワーク構造
調整式リアウィング
サスペンション4-WAYペンスキー製ダンパー(前後)
油圧式リア・アンチロールバー(スタビライザー)システム
ブレーキフロント6ポット、リア4ポットキャリパー
ERSブレンド・ニスモ製ブレーキバイワイヤー・アクティブブレーキ
ブレーキバランス調整式
ホイールBBS製鍛造マグネシウムホイール
フロント16 x 13インチ、リア16 x 9インチ
タイヤミシュラン製ラジアル
フロント31/71-16インチ、リア20/71-16インチ
電装コスワース製エンジンコントロールユニット(エンジン制御、ギアボックス制御)
ドライバー調整式トラクションコントロールシステム
アンチラグシステム
ブレーキバイワイヤー
リフトアンドコースト燃料管理
ドライブバイワイヤー・スロットルコントロール
ERSコントロール
インテリア5点式シートベルト、ライフライン製軽量消火システム
データ
ディスプレイシステム
コスワース・エレクトロニクス/ニスモ製ステアリングマウントLCD
寸法・重量
全長4.645m
全幅1.9m
全高1.03m
最低重量880kg
燃料タンク容量68リットル

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