ラリー界の人気キャラ「高崎くす子」を生み出したCJRT


2015年モータースポーツ活動発表会

モータースポーツの世界では,競技車のボディに美少女キャラクターを貼るデザインを取り入れるチームがある。そのなかのひとつが、JAF全日本ラリー選手権に参戦するCUSCOジュニアラリーチーム(CJRT)だ。このチームにはパーツメーカーのキャロッセの協力を得て、株式会社ウェルパインメディアが運営。ラリーへの注目度を高め、新しいファンを取り込むことをチーム創設の目標のひとつとしている。メイン

そのためにチームから参戦するマシンは最新型、もしくは話題性の高いクルマのみを使い、加えて山の神様をイメージしたオリジナルキャラクターの「高崎くす子」があり、チーム開設当初からラリーカーのボディデザインに高崎くす子のイラストを取り入れていた。また同時に高崎くす子と同じ衣装を着たキャンギャルも起用することで、全日本ラリーへ新しいファンを呼び込むことにも大きく貢献していた。

3そんなCJRTは2015年2月8日にに幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル2015[冬]」にて、2015年のモータースポーツ活動計画発表会を行った。

最初はJAF全日本ラリー選手権。こちらのチーム体制はまず、チームタイトルスポンサーとしてステッカーワークによるボディデザイン及び施工を行う「GRANT design」(有限会社野口商会)が付いたことが発表。

改造範囲の狭いJN4クラスゆえに正常進化版のアドバンテージを求め、マイナーチェンジ後トヨタ86を投入
改造範囲の狭いJN4クラスゆえに正常進化版のアドバンテージを求め、マイナーチェンジ後トヨタ86を投入

続いてマシンを2014年まで使用していたスバルBRZから,先日発表されたばかりの2015スペックのトヨタ86にチェンジ。参戦クラスは86のポテンシャルを生かせる改造範囲の少ないJN4クラス。ドライバーはFIAアジア・パシフィックラリー選手権で,2度のジュニアチャンピオンを獲得している番場彬(ばんば あきら)選手を起用する。

右が全日本ラリー選手権のドライバー番場彬選手。左が全日本ジムカーナの飯坂忠司選手
右が全日本ラリー選手権のドライバー番場彬選手。左が全日本ジムカーナの飯坂忠司選手

続いて全日本ジムカーナには2014年度、N3クラスでシリーズ2位を獲得した飯坂忠司選手が引き続き参戦。マシンは三菱ランサーエボリューションXで、こちらも高崎くす子のイラストがデザインされていて、全日本ラリー選手権同様、新しいファン層にジムカーナの魅力を広める役目を担っている。というCJRTらしい華やかな内容だった。

この体制は2015年ではラウンド3の福井、ラウンド6の群馬、ラウンド9の愛知へスポット参戦し、2016年にクラスチャンピオンの獲得を目指した本格参戦の2年計画である。

ただし、その後はつぎの活動のための充電期間にあてるため、2016年度を持ってCJRTは無期限の活動停止となることも発表された。

高崎くす子の立体化プロジェクトも発表された。クオリティ重視で原型の造形師にはフィギュア業界の実力者である宮川武氏を起用
高崎くす子の立体化プロジェクトも発表された。クオリティ重視で原型の造形師にはフィギュア業界の実力者である宮川武氏を起用

ラリー、ジムカーナともに戦闘力の高い体制を敷くCJRTだが、高崎くす子に関してもというキャラクターを2015年はさらに力を入れてくる。その第1弾がタイトルスポンサーに「GRANT design」を迎えた記念として高崎くす子のフィギュアを制作、販売することが決定。フィギュアの原画はチーム公式イラストレーターの今泉昭彦氏が新たに描き下ろす。そしてフィギュアの原型はフィギュア界で高い評価を受けている宮川武氏が担当。制作は株式会社クレイズが行う。

このフィギュアは限定200体が生産され、発売開始は2015年夏に開催されるワンダーフェスティバル2015[夏]を予定している。予価は1万8000円(税別)となっている。

続いての第2弾はCJRTファンクラブの創設だ。このファンクラブは「高崎くす子崇敬会」という名称で会費制を取る。会費は3段階の金額設定があり、それぞれにチームオリジナルグッズ等の特典が付くといういわゆる個人スポンサー制度となる。詳細はCJRTのホームページで確認して欲しい。

全日本ラリー選手権や全日本ジムカーナを見てみたいが、知っているチームや選手がいないので、いまひとつのめり込めない、と感じている人がいたら、このCJRTに注目することで知らなかったモータースポーツの世界を覗いてみて欲しい。

CUSCOジュニアラリーチーム CJRT(http://www.cusco-jrt.com

ワンダーフェスティバル(http://wf.kaiyodo.net