[動画]首都高に逆オービス設置!


スピードアップを即するライトを首都高速3号線に設置

東京の大動脈・首都高速道路。東京オリンピック開催に合わせ開業したのはご存じのとおり。
そのなかで3号渋谷線は1964年に開通し、1971年に東名高速と接続して全通。中央環状新宿線と2010年に接続している。
さらに3月7日には中央環状品川線(3号線〜湾岸線)が完成する予定だ。
もともと交通量の多い3号線ではあるが、中央環状線山手トンネルとつながったことで都心への交通集中は緩和されるようになった。

首都高3号-1ところが3号線下りは、三軒茶屋出口を先頭とする渋滞が頻繁に発生している。
その一つの要因に、現在は山手トンネルの南向きが大橋ジャンクションまでということもあり、そこから3号線へと流入するため都心環状線からのクルマとの交通集中によるところがある。
また、山手トンネルからの流入は左側から、その先の池尻入口からのクルマは右側からと、3号線の大橋ジャンクション〜池尻入口までのわずか数百mで左右両車線で合流が繰り返されている。
そして、もう一つの原因は大橋ジャンクション〜三軒茶屋出口にはザグ(下り坂から上り坂になるV字形状)があり、渋滞を引き起こす原因となっている。

なぜ、ザグによって渋滞が起きるかというと

  1. 上り坂やサグでは無意識に速度が低下する車が出る
  2. 車間距離が短くなった後ろの車はブレーキを踏む
  3. 後続の車が次々とブレーキを踏み渋滞が発生
  4. 渋滞がどんどん後ろに伸びていく

といった理由がある。

そこで首都高速道路は、速度回復誘導灯「エスコートライト」を池尻入口の先の路側に設置。灯具の光を進行方向へ連続的に流すことで無意識の速度低下を防ぎ、渋滞を軽減できるという。

記者発表資料_右_点灯イメージこのエスコートライトは、制限速度の60km/h 相当の速さで進行方向に順次点灯。
昼間は 2 灯を一組にして流し、夜間は眩し さを防ぐため 1 灯に減らして点灯。当面は朝~夜まで連続で点灯し、深夜は消灯するそうだ。
実際に走行してみると、60km/h以下では壁面設置されたライトの光が後ろから追い越していく。
これで渋滞の発生が少なくなれば、最後尾で起きる追突事故も減少するはず。

エスコートライトの映像。左壁面の移動する緑のランプに注目!


別添資料_右_現地写真

 

近年の道路標示は、なんでもかんでも「速度を落としましょう」ではなく、「スピードアップしてください」も存在するようになってきた。ちなみに、この先にはオービスが設置されているので、くれぐれもスピードの出し過ぎには注意は必要だが。
とはいえ、何でもかんでも遅く走るがすべてヨシとばかりにはせず、必要なときは速度を上げるのも真の交通安全と考えてほしいところだ。スクリーンショット 2015-02-20 15.21.12