クルマ好きが日産エルグランドを選ぶ理由<その2> (1/2ページ)

クルマ好きが日産エルグランドを選ぶ理由<その2>
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3列目は2列目をスライドすればきちんと大人でも座れる空間ができあがる

 1列目から3列目までの乗り心地を比較してみると、ホイールベースの中間付近に座り、なおかつシートも贅沢な作りの2列目がもっともよかった。

 それは想像したとおりだったのだが、3列目も思っていたよりはずっと快適。さすがに大型ミニバンだけあって2列目のスライドを調整すれば広いスペースとなり、ちゃんと大人が座れる空間となる。3人掛けもできるベンチタイプだが、大型アームレストを使用してふたり掛けで使うと快適感が増す。3列目はノイズ的に不利のはずだが、静粛性に力を入れているのでさほど気になるものではなかった。

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3列中、最も快適な2列目シート。シートバックに中折れ機能がありくつろげる

 ハイライトともいえる2列目は、たっぷりとしたサイズと人間工学を考慮したキャプテンシートで、極上のくつろぎをもたらしてくれる。オットマンが採用されているのは高級ミニバンとして珍しくはないが、エルグランドはシートバックの中折れ機能があるため、調整幅が広く、体圧をうまく分散させられる。長時間にわたってくつろいだ姿勢でいられるのだ。

 1列目シートもサイズはたっぷりとしていて、走行時のショックを和らげる効果を発揮。ホールド性も確保されているので、乗り心地とスポーティさがバランスしている。助手席にはオットマンも採用。2列目の2座と合わせてトリプル・オットマンとなっている。
116-119_10_実画どのシートに座ってもヘッドクリアランスがたっぷりとあるのは、背高なミニバンとして当然のことではあるが、エンジンの搭載位置、薄型の燃料タンク、サスペンションなど各ユニットをなるべく低く配置して室内高を稼ぐパッケージングに磨きをかけている。それは低重心化にも繋がっており、走りのよさとの両立をも果たした。こういった根本的な走りが秀逸だと、タイヤの近くに座る1列目や3列目でも乗り心地がいいというのもメリットとなる。

 エルグランドは動的な部分での快適性も追求されていることが、さまざまなシチュエーションで試乗するとハッキリと確認できるのだ。そういえば、レザーは肌触りが柔らかく、それでいてツルツルと滑ることもないので、走っていても身体が安定していた。そこもまた、動的な性能をキッチリとチェックしている現われだろう。