[動画]横浜環状北線・架橋工事現場で見た巨大クレーンの妙技 (1/2ページ)

[動画]横浜環状北線・架橋工事現場で見た巨大クレーンの妙技

1250t吊り日本最大級クレーンと職人技のコラボレーション

 首都高速は3月7日に中央環状線・品川〜大井が開業し全線開通となる。
環状線図2このほか、外環道、圏央道と首都圏を取り巻く環状線は徐々に拡大。都市部の交通集中を抑制し、渋滞緩和や効率のよい流通を可能にしようとしている。

 そんな計画の中に、神奈川県の横浜環状線がある。その一部として首都高速横羽線の生麦ジャンクション(JCT)と第三京浜港北インター、最終的には東名高速道路・横浜青葉インターをむすぶ横浜環状線が予定されている。

環状線図1横浜環状線は生麦〜港北が北線、港北〜横浜青葉が北西線となり、北線は平成28年度の開通を目指している。ただし、港北は横浜環状北線と第三京浜をむすぶジャンクションとなる。北線から港北インターチェンジを利用して一般道へ流出(逆に一般道から北線への流入)は、平成33年度末の横浜環状北西線開通時になるそうだ。

  

 横浜環状北線は、横浜市の子安から新横浜付近までがほぼトンネル区間。新横浜付近からは高架線となり、第三京浜をまたいで港北JCTへと接続される。

 これにともない港北インターチェンジは平成27年秋から移設される新料金所を使用することになる。ただし、いっぺんに一般道への流入出経路が変更されるわけではなく、平成27年秋から平成28年度末まで4段階のステップを踏んで移行する計画になっている。

左が現在の第三京浜・港北インターチェンジ。右が平成28年度末完成目標に港北インターの位置を移動。同時に横浜環状北線の港北JCTとして運営開始
左が現在の第三京浜・港北インターチェンジ。右が平成28年度末完成目標に港北インターの位置を移動。同時に横浜環状北線の港北JCTとして運営開始

 さて、2月28日の深夜から取材したのは、第三京浜をまたぐ架橋部分の架設工事だ。
日本に3台しかないという国内最大級の1250tクレーン(吊り上げ可能重量が1250t)によって橋梁一括架設という工法を採用している。
ようは、長さ66.5m重量約250tの橋をクレーンで吊って橋桁部分に設置するというもの。
まずは動画で見てほしい。じつはこの作業、意外な部分が超アナログなのだ。

  

日本の職人技で250tの大ブロック(橋板)の向きを変更

250tもある橋板の回転作業はなんと人力。橋板の左右に装着したロープを引っ張って、位置合わせを行っている
250tもある橋板の回転作業はなんと人力。橋板の左右に装着したロープを引っ張って、位置合わせを行っている

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