ミニ・クロスオーバーのディーゼルターボを試す!

ミニ・クロスオーバーのディーゼルターボを試す!

ナビゲーションとETC、VICSをセットにした新オプション設定

DSC_0448_0678BMW MINIクーパー クロスオーバーは、マイナーチェンジでエクステリアデザインの変更のほか新たにクリーンディーゼルを追加した。

 はっきり言って、ディーゼルエンジンは長い距離と長い時間付き合うと、その良さをしっかりと理解できる。ということで、クーパーSDクロスオーバーで約500km走行してみた。

 搭載する2L直4ディーゼルターボは、通常のクーパーDでも112ps/270N・mと2.5Lガソリンエンジン級の太いトルクを発生するが、クーパーSDはさらにパワフルな設定で143ps/305N・m。3Lガソリンエンジンに匹敵するトルクなのだ。
トランスミッションは6速AT。走り出した瞬間から、滑らかな変速とアクセル操作に対するダイレクト感が印象的だ。
DSC_0353市街地走行では、低回転域から豊かなトルクを発生するため、アクセルを大きく踏み込むことなく走行できる。しかも、ディーゼルエンジンとは思えないほどレスポンスは良好。といってもスポーティなガソリンエンジンのようにピッピッと反応するわけではないが、クロスオーバーというキャラクターにじつにマッチした適度にゆったり、しかしダイレクトと表現したほうが正しいかもしれない。
また、アップライトなドライビングポジションのため見晴らしが良く交通量の多いとこでもストレスを感じさせない。
100km/h走行時のエンジン回転数は約2200rpmと5000rpmからのレッドゾーンの半分以下。豊かな低速トルクのおかげで、トラックなどに追いつき速度が落ちてしまってもキックダウンすることなく100km/hに速度を戻すことができる。直進安定性も高く、背が高めのボディながらも横風にさほど影響されることもなく走行できるは意外だった。
しなやかでストロークのあるサスペンションは、そんな高速道路のクルージングを快適に走行できる。コーナーが連続する山道ではややロール量は大きいものの、サスのダンピングが利いているためステアリングを操作に対して車体が急にグラッと動いてしまうようなことはない。
クーパーSDにはパドルシフトが装着されているため、マニュアルシフト操作も容易(左右両パドルとも押すとシフトダウン、引くとシフトアップ)。スポーティな走行も楽しめるのだ。
ただ、エンジンの回転を高めると車内に侵入するエンジンノイズは若干大きめ。高速道路で、シフトダウンして追い越しするときは、ちょっとディーゼルらしさを感じさせられる。
ミニクーパーSDクロスオーバーは、5ドアという利便性の高さに広いラゲッジルーム、高いロードクリアランスでありならが一般的な立体駐車場にも入れる1550mmという全高と、レジャーシーンはもちろん市街地でも使い勝手は良好。クロスオーバー・ビークルとしての資質は十分に高い。

 高速道路を若干速いペースで走行し、一般道はほぼアップダウンのある山道を500km走行した燃費は12.9km/L。市街地だけの燃費は14.4km/Lだった。現在の軽油価格は105円〜120円/L。ディーゼルは距離を走るほどに、その燃料代の安さを感じるはずだ。

 試乗車には装着されていなかったが、3月からナビゲーションシステムが新たに追加された。
センターメーター中央のモニターを使うタッチパネル式(手元のコマンダーも使える)。ETCとVICSもセットになったナビゲーション・パッケージとして販売され、価格は29万9000円(税込)とお買い得な設定になっている。

諸元表
車名 ---
グレード ---
全長×全幅×全高 (mm) ---×---×---
ホイールベース (mm) ---
トレッド 前/後 (mm) ---/---
車両重量 (kg) ---
パワーユニットタイプ ---
排気量 (cc) ---
最高出力 (kW[ps]/rpm) ---
最大トルク (Nm[kg-m]/rpm) ---
駆動方式 ---
トランスミッション
サスペンション 前/後 ---/---
ブレーキ 前/後 ---/---
タイヤサイズ 前/後 ---/---
JC08モード燃費 (km/L) ---
価格 (万円・税込) ---

画像ギャラリー