Porsche Team KTRが強力布陣でGT300に参戦

Porsche Team KTRが強力布陣でGT300に参戦

 KTRといえば、名将の鈴木恵一監督が率いるGT300の名門プライベーターチーム。全日本選手権が掛かっていた1996年のGT300クラスにポルシェで戦い、見事にチャンピオンを獲得している。以来、要所要所でポルシェをマシンとして起用しており、近年では2011年にGT300クラスでシリーズ3位、翌13年にはシリーズ2位を獲得している。

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 そのKTRが今年は強力なパートナーとともにポルシェ911(997型)GT3マシンでシリーズのGT300クラスにエントリーする。
その強力なパートナーのひとつが、今回のチーム体制発表会を行なったポルシェセンター青山などを展開する株式会社エクセレンス インターナショナルだ。2012年からポルシェのカレラカップに参戦し、翌13年には黒澤琢弥さんを監督として迎え、小川諒選手をドライバーとして起用しチャンピオンを獲得している。さらに14年にはシリーズチャンピオンを連覇する活躍を見せた企業だ。

 そしてKTRを支えてくれる第二のスポンサーが、エクセレンス インターナショナルとKTRを繋いだポルシェ ジャパンである。
これまではポルシェを使用する各エントラントは、シュトゥットガルトのポルシェのカスタマーセンターと直接やりとりをしていたのだが、昨今のインポーターと日本のチームとの直接的関係を勘案したのか、ポルシェ ジャパンもセミワークスとも言うべき活動を決断したのである。

 この恵まれた環境のチームパッケージングでドライバーとして選出されたのが、実績のある坂本祐也選手と、箱形レースは経験が浅いがカートやフォーミュラでは実績を重ねてきた山下健太選手(昨年のメディア対抗ロードスター4時間耐久レースでCARトップチームのドライバーとして参戦)。
しかし、坂本選手は別のクルマのテスト中にケガを負い全治2〜3ヶ月という診断。急遽チームからオファーされたのが、昨年初めてタイで行なわれたスーパーGTにスポット参戦を果たしポルシェでポールポジションを獲得する早さを見せたアレクサンドラ インペラトーリを起用することに決定した。
この強力布陣で臨むスーパーGTのGT300クラスはベンツに始まり、アウディ、BMWに続きポルシェと日本でのレースのワークス活動を始めたことになる。強豪ひしめく中で強力なサポート体制を敷いたKTRが、今年どのような活躍を見せてくれるのか楽しみにしながら応援したい。

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