ホンダのミッドシップ軽スポーツ「S660」全スペック公開!

ホンダのミッドシップ軽スポーツ「S660」全スペック公開!

ホンダS660がついにデビュー
Honda S660 makes its debut at last

 ホンダのミッドシップ軽スポーツ「S660」が遂に正式発表。
すでにサーキットでのプロトタイプ試乗会が行われるなど、その姿やロードインプレッションは紹介されているが、本日詳細スペックが公開された。

S660の開発責任者(LPL)は椋本 陵さん(右)。26歳という若手だ。左は峯川 尚本部長
S660の開発責任者(LPL)は椋本 陵さん(右)。26歳という若い技術者だ。2010年の本田技術研究所50周年を記念した新商品提案コンペで、S660のベースとなるスポーツカーを提案してグランプリを受賞。若い技術者が集まり、S660は開発&誕生した。左は峯川 尚本部長
発表会終了後、若い技術者(椋本さん)にマスコミ各社は興味津々
発表会終了後、若い技術者(椋本さん)にマスコミ各社は興味津々

 グレードは2タイプで本革シートやシフトノブ、クルーズコントロールを標準化するα(アルファ)と標準仕様のβ(ベータ)。車両本体価格はαが218万円、βは198万円。発売は4月2日からとなる。

 ボディサイズは、全長×全幅×全高=3395×1475×1180mm。
トランスミッションは7速マニュアルモード付きCVTと6速MTを設定する。
車両重量は、CVTが850kg、6速MTは830kg(グレードによる重量差はない)。

  

手前のダクトは、Bピラーのエアインレットからインタークーラーへ冷却風を導入する
手前のダクトは、Bピラーのエアインレットからインタークーラーへ冷却風を導入する

 搭載エンジンは、S07A型660cc直列3気筒DOHCインタークーラー付きターボ。最高出力が64ps/6000rpm、最大トルクは10.6kgf・m/2600prm。ホンダNシリーズにも採用されているエンジンだが、レスポンスの向上などS660用にタービンを小型化するなどチューニング。Nシリーズのタービンに比べ約12%の軽量化を実現している。
また、CVTには「SPORTモード&DEFALTモード」を切り替えるスイッチを装着。SPORTモードにするとアクセルレスポンスが向上し、高回転をキープする変速制御へと変更。スポーツ走行でリニアな走りを実現する設定になる。

T7GI9888シャーシは、高い剛性と重量増抑制を両立を目指し設計。剛性面で不利なオープンボディを感じさせない強靱なシャーシを実現してる。

 インテリアは、スポーツカーらしくドライバーを中心にレイアウト。ステアリングはホンダ最小径の350mmのDシェイプとスポーティな演出を施している。
メーターは、デジタルスピードメーターの周囲を動くタコメーターを中央に配し、右が燃料計、左が瞬間燃料計となっている(CVT車はギヤポジションインジケータも付く)。
「SPORTモードスイッチ(6速MTはSELECTモードスイッチ)」を押すと、瞬間燃料計はブースト計に切り替わり、メーターのカラーが赤基調に変更。レッドゾーンに近づくとスピードメーター外周がフラッシュするレブインジケータとスポーツカーらしさを感じさせる。

ホンダS660とダイハツ・コペンをスペック比較

 さて、スペックが公開されたので、同じようにオープン2シーター軽自動車のダイハツ・コペンと比較してみよう。

車名ホンダS660βダイハツ・コペンRobe
トランスミッション6速MT(7速CVT)5速MT(7速CVT)
全長(mm)33953395
全幅(mm)14751475
全高(mm)11801280
ホイールベース(mm)22852230
トレッド(mm)13001310
12751295
車両重量(kg)830(850)850(870)
エンジン直3DOHCターボ直3DOHCターボ
最高出力(ps/rpm)64/600064/6400
最大トルク(kgf・m/rpm)10.6/26009.4/3200
JC08モード燃費(km/L)21.2(24.2)22.2(25.2)
タイヤサイズ165/55R15165/50R16
195/45R16165/50R16
ブレーキディスクベンチレーテッドディスク
ディスクリーディングトレーリング
サスペンションストラットストラット
ストラットトーションビーム
価格(税込・円)\1,980,000\1,819,800(1,798,200)

 軽自動車ボディサイズ規定やエンジンの出力自主規制もあって、両車の差は少ないようにみえる。
だが、ホイールベースはS660のほうが55mm長い。S660はボディの四隅にタイヤを配するレイアウトを採用しているわけだ。
また車重はS660の850kg(CVT)に対し、コペンは870kg。同じ64psエンジンにとってパワーウェイトレシオは03kg/psも異なってくる。また、前後重量配分は、S660がミッドシップレイアウトを採用するため理想的な45対55。コペンの詳細は不明ながら、やはりフロントヘビーなのは間違いない。
価格はS660の標準仕様βが198万円とコペンRobeに比べ約16万円高い。S660これは専用シャーシやパワートレインを採用しているからだろう。

 さて、その実力やテイストの違いは今後さらに明らかにされていくことだろう。

カラーバリエーション

660台限定のS660発売記念モデル「S660 CONCEPT EDITION」

 【S660 CONCEPT EDITIONの主な特長
〈エクステリア〉

ボルドーレッド ロールトップ、2トーンカラーサイドミラー、内部ブラック塗装エキパイフィニッシャー
撥水ボディーコート「ウルトラグラスコーティングNEO」
ドアガラス 撥水ガラスコート

 〈インテリア〉

専用レッドステッチ:アシンメトリーカラースポーツレザーシート(運転席)、本革巻ステアリングホイール、シフトブーツ、[6MTのみ]本革巻MTシフトノブ(シフトパターン刻印:レッド)
シリアルナンバー(1〜660)付アルミプレート
センターディスプレイ(internavi POCKET連携対応)

 〈安全性〉

シティブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能
グレードトランスミッション駆動消費税8%込み
CONCEPT
EDITION
6MTMR2,380,000円
CVT
+パドルシフト
MR2,380,000円

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