ミシュランタイヤを世界一に育てたフランソワ・ミシュラン氏が逝去

ミシュランタイヤを世界一に育てたフランソワ・ミシュラン氏が逝去

 4月29日、ミシュラングループの元最高責任者であるフランソワ・ミシュラン氏が89歳で逝去した。

【関連記事】ミシュラン・パイロットスポーツ4SUVが進化! タイヤ全周にチェッカーフラッグが浮かび上がる上質デザインに

Francois Michelin_officialフランソワ・ミシュラン氏は、息子である故エドワール氏に経営を譲るまでの47年間、ミシュラングループの最高経営責任者として会社を成長させてきた人物だ。

 ミシュランが発表したリリースには
「明確なビジョンをもち、人道主義を重んずるフランソワ・ミシュランはたえずミシュラングループの理念の基礎である、尊重することの大切さを具体化してきました。
彼のリーダーシップのもと、ミシュランはかつてない成長を経験しました。それは彼のイノベーションへの情熱によりもたらされたものでした。また、国際的な領域を取り入れることによってグループを変革してきました。」と記載されるほど、同社にとって重要な人物であったのは言うまでもない。

 また、フランソワ・ミシュラン氏は早い時期に日本市場の重要性を理解し、日本にも度々訪問していたのだ。

 ミシュラングループの現在の最高経営責任者であるジャン=ドミニク・スナール氏は
「グループの社員を代表して、価値感、信念、ビジョンの素晴らしさにより広く尊敬されているこの並外れた人物を偲び哀悼の意を表します」とコメントを残している。

フランソワ・ミシュラン氏の略歴

 1926年、創業者である故エドワード・ミシュラン氏の孫として誕生。
1951年、ミシュランに入社
トレーニングを受けた後、1955年に最高経営責任者に就任、ミシュランの経営に携わる。
1965年、研究開発センター、ラドゥーの創設。
Xタイヤの成功により、1960年から1980年の間にヨーロッパで30工場を新設した。
ラジアルタイヤの技術によりミシュランを国際規模まで成長させ、1970年代、北米で工場を創設。
1990年北米最大ブランド、BFグッドリッチを買収し、ミシュランは世界一のタイヤメーカーへとなった。
2002年、引退前に息子の故エドワール氏に引き継いだ。

  

 ご冥福をお祈りします。

画像ギャラリー