【ニュル24hレース特集】ニュル24時間は世界一の草レース!?

【ニュル24hレース特集】ニュル24時間は世界一の草レース!?

 ドイツ南西部に位置するニュルブルクリンク。このコースを舞台に24時間レースが初めて開催されたのは1970年のことだ。以後オイルショックやコース改修で開催されなかった計3年を除き、毎年行われおり、2015年で43回目の開催となる。

【関連記事】日本人にとって夢の「海外サーキット」! レーシングドライバーの前に立ちはだかる「巨大な壁」への挑戦とは

Gridかつては「世界最大の草レース」といわれていたが、現在では、24時間レースに出るためにはVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)に出場して、事前にニュルブルクリンクでのレース実績を持たなければ出場できないように制限を加えるなどハードルは上がり、参戦台数を抑えるような努力もなされている。
それでもメーカー直結のワークスチームからプライベーターまでさまざまなチームが参戦。最高出力200psほどのN1マシンから500ps超のGT3マシンまでさまざまなカテゴリーの車両が一斉に走行するという点では、草レースという印象は変わらない。

morningニュルブルクリンク24時間レースは、5月もしくは6月に開催される。レースは午後4時にスタートし、翌日の午後4時がゴール。夏至近い時期に行われているため、日暮れは夜9時ごろで朝5時には明るくなるためナイトセッション自体は短い。ただコースには照明施設はないので非常に暗く、夜間走行は自車のライトのみが頼りとなる。そのため、多くの車両はライトを追加しナイトセッションに備える。

NightPIT24時間レースでは、GPコースのピットを使うのだが、その数はわずか30個。近年は、多くのエントラントが集まる24時間レース時は、1つのピットをシェアして使用しなければならない。多いときで1ピットの台数は6台。6台が同時にピットに入ってしまうと、もう何の作業もできないただの駐車場と化してしまう。24時間レース中の給油&タイヤ交換のピット作業もタイミング、そして作業内容によっては他チームとの譲り合いも重要となる。

Start170台以上が参戦となるレースだが、スタートは3グループに分けられてローリングスタートとなる。予選で速いタイムを出した車両にはフロントガラスにブルーライトを装着し、遅いクルマへの認識を高めるなどの配慮なされている。Podium2011

画像ギャラリー