【ニュル24hレース特集】タクシー仕様も走っていたニュル24h

【ニュル24hレース特集】タクシー仕様も走っていたニュル24h

 ニュルブルクリンク24時間耐久レース。過去のレース写真を引っ張り出してみると「世界最大の草レース」という意味がよくわかる。

【関連記事】日本人にとって夢の「海外サーキット」! レーシングドライバーの前に立ちはだかる「巨大な壁」への挑戦とは

Mantheyタクシー風の車両で参戦したり、ワゴンもミニバンもあり、非常に遅かったスズキのカルタスが走っていたり、といった具合だ。クルマのボディタイプだけでなく、ハイブリッド車やCNG(天然ガス)車といった車両も参戦を果たしている。

 他のレースとは違い、ホイールのセンターナットも、エアジャッキも導入は非常に遅かったが、それも、ニュルならではの草レース感タップリといった雰囲気であった。それでも、2002年にDTM30周年を記念してDTM車両が参入(この年はあくまでもエキシビションとしての参加であった)し、以後このレース自体が盛り上がりを見せて行き、最新のデバイスの導入も急激に増えていった。

Falkenこのレースに初めて日本勢が参戦を始めたのは1990年以降のこと、特に盛り上がりを見せたのは、ファルケンがニュルへ参戦を始めた1999年からとなるだろう(グリーン&ブルーのファルケンカラーのマシンはもうニュル24hでは定着しているといえる)。

Hybrid参戦車両は、R32/R33/R34スカイラインGT-Rの挑戦は有名だが、ホンダNSXやマツダRX-7(FD3S)、トヨタ・アルテッツァ、ホンダS2000、三菱ランサー・エボリューションXといったマシンも出場している。
珍しいところでは、GTマシンのトヨタ・スープラだったり、ハリアー・ハイブリッド(RX400h)、そしてホンダ・シビックハイブリッドが出場したりしていた。

AkioToyodaニュルブルクリンク24時間レースが、日本で広く知られるようになったのは、やはり豊田章男社長の参戦だろう。
社長就任前からニュルに足繁く通い、2007年からトヨタとして24時間レースへの参戦を開始。マスコミからは「社長がレースに参戦する」ということで、いい意味でも悪い意味でも採り上げられ注目されたのがきっかけだ。

 プライベート参戦も盛り上がっており、2014年は、トヨタ、スバルに日産、さらにはマツダと多くの日本メーカーが参戦してもいるわけだが、残念ながら今まで総合優勝をした日本人はいない。

画像ギャラリー