全日本ラリー第2戦JN5クラスはプジョー208が逆転勝利

全日本ラリー第2戦JN5クラスはプジョー208が逆転勝利

 2015年の全日本ラリー選手権(JRC)は早くも第2戦が開催。5月9日〜12日、愛媛県の林道ターマックを舞台に久万高原ラリーが行われていたのだが、プジョー208、MINIジョンクーパーワークス・クロスオーバー、アバルト500 R3Tなど3車種のインポートカーが集う最激戦区、JN5クラス(エンジン排気量が1500cc以上〜3000cc以下のモデル)でも激しいバトルが展開されていた。

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ウエットコンディションとなったデイ1で幸先の良いスタートを切ったのは開幕戦のツール・ド・九州で4位に着けたプジョー208の柳澤宏至で、SS1でベストタイムをマーク。
一方、開幕戦のウイナーであるアバルト500 R3Tの眞貝知志も好調。MINIジョンクーパーワークス・クロスオーバーの大橋逸夫がコースアウトでリタイアするなか、アバルト500でSS2を制し、一気にトップへ浮上する。
SS3およびSS4は前走者のクラッシュの影響により規定タイムが与えられたことから、SS5がデイ1(1日目)最後のバトルとなるなか、ここでもアバルト500の眞貝がベストタイムをマーク。2番手の柳澤に約34秒の差をつけてデイ1をトップでフィニッシュした。

 このまま眞貝のアバルト500が開幕2連勝を達成するかのように思われていたのだが、デイ2(2日目)のSS7で予想外のハプニングが発生する。なんとJN5クラスで首位に着けるアバルト500の眞貝がコースアウト。代わってSS6でベストタイムをマークしたプジョー208の柳澤がトップへ浮上したのである。
抜群の安定感を誇る柳澤はその後もコンスタントな走りでポジションをキープし、ヴィッツGRMNターボで2番手に着ける天野智之を抑えてプジョー208で初優勝を獲得。対してアバルト500を駆る眞貝も戦線に復帰するものの、クラス最下位の8位で第2戦を終えることとなった。

ドライバーの柳澤宏至(右)とコドライバーの中原祥雅選手(左)のコンビが今シーズンJN5クラスで初優勝
ドライバーの柳澤宏至(右)とコドライバーの中原祥雅選手(左)のコンビが今シーズンJN5クラスで初優勝

 このように明暗を分けるリザルトとなったが、未だマシンのパフォーマンス的には熟成を極めたアバルト500がやや有利にありそう。とはいえ、プジョー208、MINIジョンクーパーワークス・クロスオーバーもマシンの進化が期待されているだけに、今後もJN5クラスの輸入車対決に注目したい。

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