大荒れだった全日本ラリー第2戦で洗礼を受けた2世ドライバー

大荒れだった全日本ラリー第2戦で洗礼を受けた2世ドライバー

 5月9日〜10日、2015年の全日本ラリー選手権(JRC)第2戦・久万高原ラリーが、愛媛県の林道ターマックで開催された。
総合では、シリーズ最高峰のJN6クラスでは2005年および2007年のPWRC王者、新井敏弘が安定した走りを披露し、VAB型のスバルWRXでの初優勝を獲得した。
2位は同じくVAB型WRXを駆る炭山裕矢、3位もVAB型WRXの鎌田卓麻が着けたことでスバルの新型WRXが表彰台を独占。その一方で、三菱ランエボを駆る2014年の王者・奴田原文雄がSS2のエンジントラブルでリタイア、GRB型スバルWRXを駆る開幕戦のウイナー・勝田範彦がSS4でコースアウトを喫し、デイリタイア(残りのSSはリタイアし、翌日からスタート)を喫するなど、デイ1(1日目)から脱落者が続出するサバイバルラリーが開催されていた。
そのように荒れた全日本ラリー第2戦で、JN6クラスでジュニア対決として注目を集める新井敏弘の長男、大輝(ひろき)と勝田範彦の長男、貴元(たかもと)も参戦している。

 ところが、この若き二人もデイ1の雨に足下をすくわれることとなった。
まずSS1でクラス8番手タイム、SS2でクラス10番手タイムをマークした勝田貴元がSS3でコースアウト。、そのままリタイアとなった。
SS1とSS3で父の敏弘に続いて2番手タイム、SS3で3番手タイムと好タイムを連発していた新井大輝もSS5でコースアウトを喫し、リタイアに終わる。

SS5で左フロントを壁にぶつけてクラッシュした新井大輝のマシン
SS5で左フロントを壁にぶつけてクラッシュした新井大輝のマシン

 数多くのベテランが脱落するなど今大会は難易度が高かっただけに、経験の少ない若手ドライバーにとっては過酷な一戦となったが、大輝、貴元ともに成長が伺えるだけに今後もジュニア対決に注目したいものだ。

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2015年4月18日 全日本ラリーで密かに注目されたジュニア対決 その1
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