国産車の衝突安全性能と予防安全性能の実力は?

国産車の衝突安全性能と予防安全性能の実力は?

 国土交通省とNASVA(自動車事故対策機構)は2015年5月8日、「自動車アセスメント」の2014年度(平成26年度)結果を発表した。

衝突安全アセスメント2
資料提供:(独)自動車事故対策機構

 自動車アセスメントとは市販車の安全性能を比較する試験のことで、衝突試験などによる乗員保護性能、歩行者保護性能、シートベルトリマインダーといった評価を208点満点で採点。2014年度の平均得点は過去最高の182.5点を記録した。この点数を5段階評価し、17点以上を5☆としている。
さらにフルラップ前面衝突試験、オフセット前面衝突試験、側面衝突試験、後面衝突頚部保護性能試験、歩行者頭部保護性能試験及び歩行者脚部保護性能試験に係る個別評価が、それぞれにおける最高評価から2段階以上下回っていないという基準をクリアした「JNCAPファイブスター」は、試験を実施した13車種のうち10車種が獲得している。

 JNCAPファイブスターを獲得した車種は、トヨタがヴォクシー/ノア/エスクァイア/ハリアー、日産はティアナ、スバルがフォレスター/レヴォーグ/WRX/レガシィの4車種、ホンダはヴェゼル/グレイス、マツダがアクセラ/デミオとなった。この中で最高得点となったのは、スバルのレガシィ。208点満点中188.8点を獲得した。
また、2014 年度より開始された自動ブレーキなどの予防安全技術を評価する「予防安全アセスメント」で最高得点を獲得したのは、スバル・インプレッサ/レヴォーグ/WRX/レガシィ、 トヨタ・カローラアクシオ/カローラフィールダー、日産スカイライン、 レクサスLSが最高ランクである JNCAP「先進安全車プラス(ASV+)」に選定されている。WT1_2306

 自動車アセスメントでは平成27年度から後方の視界情報を車載モニターに映し出す「後方視界情報提供装置」の評価項目を予防安全性能アセスメントに追加するとしている。

 このようなテストを繰り返し、進化させることでクルマの安全性は高まっていくわけだ。

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