【ニュル24hレース特集】ニュル24h初挑戦の若武者たち・松井孝允

【ニュル24hレース特集】ニュル24h初挑戦の若武者たち・松井孝允

 今シーズンの松井孝允選手(27歳)は、SUPER GTのGT300クラスにVivaC team TSUCHIYAから土屋武士選手とペアを組んでVivaC 86 MCで参戦。そしてスーパー耐久には、GAZOO Racing SPIRITとして井口卓人選手、蒲生尚弥選手とともにGAZOO Racing SPIRIT 86で参戦と、TOYOTA 86で戦うドライバーだ。彼もまた、今年ニュル24時間レースを初めて戦う若手レーサーである。

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tMatsuiRCtMatsui02もちろん、ニュル24時間レースに出場する権利を取得するために、4月のクオリファイレース、そしてVLN(ニュルブルクリンク耐久レースシリーズ)の第2戦に出場してきた。
彼が乗るのは、いつものTOYOTA 86ではない。今回ニュル24h初参戦となるLEXUS RCだ。チームメイトには木下隆之選手、佐藤久実選手、蒲生尚弥選手という面々。

tMatsui松井選手にニュルブルクリンクというコースのこと、そして24時間レースを走ってみた印象を聞いてみた。

「ニュルブルクリンクは、今シーズンが初体験です。やはり、皆さんが言う通り、高低差やジャンピングポイント、日本にはない”驚き連続”で、ホントに、ぶっ飛んだコースですね。今回GAZOO RacingはLEXUS LFA Code X とLEXUS RCでの参戦ですが、GAZOO Racingの『いいクルマを作る』という部分は、このRCが請け負う部分です。しかし、まずは参戦一年目、ちゃんと完走できてよかったと思います。
tMatsuiRC2特に最後はちょっとトラブルを抱えていて、クルマが持つか持たないかの瀬戸際の状態でした。
チームとしてどうするかってことになりました。クルマを第一に考えているメカニックと、少しでもよい結果を残したい我々ドライバーとではなかなか妥協点というの見つけづらいものなのでしょうが、それでもしっかり話し合いをした結果、なんとか走りきり、無事にチェッカーを受けられました。
最終ラップで抜かれてしまった部分は非常に残念ですが、まずは参戦一年目のクルマで、基本的にはセーブ方向で進めています。
しかし、スバル、アウディとの差は明確にありました。RCは強いクルマですが、次回はさらに速いクルマに、と『いいクルマ』を作っていってライバルを超えていきたいと思います」

 松井選手に来年も参戦するのか? という問いに対し「もし、もう一回チャンスをいただければ、今年の経験を活かしてこのRCをもっとよくして、日本の技術を世界に広めていくお手伝いをしたいと思います」と力強く語ってくれた。

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