【ニュル24hレース特集】山内一典さんが語る「新たな挑戦!」

 グランツーリスモ・シリーズでおなじみのポリフォニー・デジタルを率いる山内一典さんも、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑戦を続けるニュルの魅力に憑りつかれたひとりである。

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2013GTRGT343rd ADAC Zurich 24h Race 2015(第43回ニュル24時間レース)へのエントリーをしていたのだが、今回は急きょ出走を中止。ドライバーとしての参戦は取りやめたものの、2011年からコラボをしているシュルツモータースポーツのテントで、同チームの日産GT-Rを見ながら談笑しているところを直撃インタビューした。

Kazunoriyamauchi内容は、山内さんがニュルブルクリンクの次に何に挑戦について、だ。山内さんはこれまでニュルブルクリンクに7年挑戦している。

「そろそろ次のステージを探してもいいのではないか」という考えで、毎年6月にアメリカ・コロラド州にあるパイクスピークで開催されるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムへの参戦を計画していることを明かした。

 山内さんの参戦については、「忙しくて今年は間に合わなかった」ということで、早ければ2016年からのパイクスピークへの参戦が実現しそうな雰囲気である。

 車両はもちろん日産GT-Rをベースとしたものとなるようだ。駆動方式は4WDのまま、ワイドタイヤが履けるようにする、という。現在は、車両のシミュレーションと実車の開発を同時進行で進めている状況だという。もちろん、既にパイクスピークでの実地の測量は終了し、コースはデータ化されている様子。

PPIHCパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、標高2862mのスタート地点から4301mのゴール地点まで、約20kmのルートを一気に駆け上がり誰が一番速いかを競うヒルクライムレースである。その歴史は古く、初開催は1916年、アメリカでインディ500に続く2番目に古いレースである。2012年にコースの全行程がアスファルトで舗装され、年々アベレージスピードが上昇している。

 標高が高く空気の薄い頂上付近では、エンジン出力が3割~4割ダウンする。非常に大きなエアロパーツを装着する車両が多く参戦することでもおなじみのレースだ。これまでの最速記録は、2013年にプジョー208 T16パイクスピーク(セバスチャン・ローブ選手)が出した8分13秒878。パイクスピーク史上で、日産GT-R(R35型モデル)が初めて挑戦したのは2014年。マイク・スキーン選手が、駆動方式をFRに変更したGT-Rで10分を切る955471を記録している。

 このパイクスピークへの挑戦をする山内さんのGT-Rは、現時点で、それほど大きなエアロパーツは装着しない予定だという。

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