スーパーGTを助手席から疑似体験できる!

スーパーGTドライバーの運転で富士スピードウェイを初体験
世界に誇る日本のツーリングカーレースの最高峰『スーパーGT』。国内外のスポーツカーからスーパーカーまで勢揃いし、白熱のバトルを繰り広げている。
スーパーGTはレース以外にも魅力的なイベントが予選日と決勝日をとおして開催されている。その中で今回注目したのが「サーキットエクスペリエンス」。ゴールデンウイーク中でたくさんのお客さんが会場を埋め尽くした、第2戦・富士スピードウェイにて体験レポートする機会を得ることができたので詳しくレポートしたいと思う。


ちなみに、このイベントは誰でも体験できるわけではなく、スーパーGTのオフィシャルファンクラブである「スーパーGTサポーターズクラブ」と「スーパーGT公式モバイルサイト」に入会しなければなれない。まぁ後述する内容を見れば、会員限定のスペシャルコンテンツということを理解してもらえるだろう。
当日はBMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェの3台が試乗車として用意されていた。しかも、ドライバーは現役のGTドライバーが担当するという、ファンにはたまらない体験だろう。

WEB CARTOPレポーターの要さえこさんが体験することになったのは、BMW M6クーペ。ドライバーは7号車「Studie BMW Z4」をドライブするヨルグ・ミューラー選手。ドイツ本国ではBMWのワークスドライバーも務める、まさにBMWのすべてを知り尽くした男といっていいだろう。なんと贅沢なイベントなのか!! しかも来年からBMWのGT3マシンは現行のZ4からM6へとチェンジすることが発表されているため、早くも来年のスーパーGTを疑似体験することになった。

要レポーターはレーシングシミュレーターなどで富士スピードウェイを走ったことはあるそうだが、実際に走行したことがなかったそう。順番待ちをしているときからウキウキモード。助手席に乗り込み、準備が整ったところでコースイン!
全開で発進し、世界でも珍しいロングストレートを一気に加速。1コーナーで一気に減速し、コーナーへと飛び込んで行くのだが、操作がすごく丁寧。ハイスピードでコーナーを曲がっているとは思えないほどステアリング操作もゆっくりなのには驚いた。途中でドリフト走行をするサービスもあり、車内の要レポーターは走りを満喫! それでも途中でどれくらいのスピードで走っているのかなど、ヨルグ・ミューラー選手の走りを観察してみたそうです。
ほかの車両とは時間差でスタートするので、ほぼ貸切状態。しかも、予選日ではあるがたくさんのお客さんが観戦しているので、気分はまるでスーパーGTのドライバー。世界屈指のマシンたちが走行するサーキットを、参戦ドライバーの助手席で体感できる貴重なイベントだ。プロの走りを体感すると、決勝レースの見方も変わるはず。ぜひ、スーパーGTサポーターズクラブもしくはスーパーGT公式モバイルサイトに入会して、サーキットエクスペリエンスを体験してみてほしい。
<レポート:CARトップ原田貴俊 写真:田村 弥>
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