Mazda Women in Motorsport Projectから早くも実戦参戦へ

Mazda Women in Motorsport Projectから早くも実戦参戦へ

 FIA(国際自動車連盟) Women in motorsport commissionアジア代表委員であり、レーシングドライバーの井原慶子さんとマツダが協力して、モータースポーツ界で活躍する女性を発掘・育成するプロジェクト「Mazda Women in Motorsport Project 2015」。

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WIMS2このプロジェクトに参加するメンバーは、4月の東京お台場で開催となったモータースポーツジャパンで報道陣にもお披露目され、その後は、マツダの美祢試験場(山口県)でトレーニングをすでに2度受けて、着々とドライバー育成が進んでいるようだ。

MarieIwaokaまだプロジェクトスタートから2ヵ月しか経っていない状態なのだが、今回、5月24日に茨城県・筑波サーキットで開催となったJEVRA(全日本電気自動車グランプリ)シリーズ第2戦「全日本 筑波 EV50kmレース大会」に、そのMazda Women in Motorsport Project 2015のメンバーの中から、岩岡万梨恵選手が参戦となった。

 岩岡選手は、TMS(東京モータースポーツカレッジ)に在籍していたこともあって、井原選手とは師弟関係。当初からレースをしたいという思いを持っていたという。美祢での講習は、コーナリングの仕方やスピンの練習、コースのひと区間を徹底的に走り込むなど、実践的なモノで、走行経験のある参加者でも手こずったり、目からウロコなことが多かったという。

i3筑波サーキットでの走行経験はレーシングカートでの走行のみ。さらにこの日のレースに出場するBMW i3は、朝の予選走行が初乗車という岩岡選手だったが、同じBMW i3に乗る菰田 潔選手のアドバイスを受けながら、Women in Motorsport Projectから初の実戦レースへの挑戦となった。

 岩岡選手が参戦したJEVRA(全日本電気自動車グランプリ)シリーズは、電気自動車のみのレースシリーズ。今回の筑波戦はレース距離50kmを競う。ところが全開走行では50kmが走りきれない。
如何に効率よく電費(ガソリン車でいうところの燃費)良く、速く走るかが重要となる。レース時間はわずか30分ほどのスプリントレースでありながら、その中に耐久レースのような駆け引きもあり、なかなか奥が深い。

 岩岡選手のJEVRA戦デビューレースは、完走16台中13位とまだレースをしたとは言えないレベルであった。しかし、岩岡選手は「レースは、電欠(ガソリン車でいうところのガス欠)が怖くてペースを落としすぎちゃって…。バッテリーの電気を全部使い切るっていうこのEVレースの難しさを実感しました。でも本当に楽しかった。次回もぜひ出たい、出させてくださいってお願いしてみます!」とレース後コメントしてくれた。

 Women in Motorsport Projectには、他にもレース参戦を視野に入れたメンバーがいるという。今後岩岡選手に続く形で、早いタイミングでレース参戦を果たすメンバーが増えてくる可能性が高そうだ。

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