
すでに発売されている2シリーズアクティブツアラーを7人乗りにアレンジしたボディは、全長4565mm(+215mm※)、全幅1800mm、全高1645mm(+95mm※)。ホイールベースは2780mm(+110mm)で、コンパクトサイズを維持しながらも3列7人乗りを実現している(※:アクティブツアラーとの比較)。
基本的なデザインは2シリーズ・アクティブツアラーと同じだ
ルーフがアクティブツアラーより少し高くなっている。リヤドアはスライドではなく通常のヒンジ式
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写真は2L直4ディーゼル。最高出力150ps/4000rpm、最大トルク330N・m/1750-2750rpmを発揮する。0-100km/h加速はヨーロッパ仕様で9.3秒となっている。JC08モード燃費で21.3km/L 搭載エンジンは、ガソリンに加えてディーゼル仕様もラインアップする。パワートレインは、ガソリンが1.5L直3ターボ+6速AT、2L直4ターボ+8速ATの2種類。ディーゼルは2L直4ターボ+8速ATとなる。輸入車としてはトップクラスの燃費性能の21.3km/Lを達成し、自動車取得税と重量税は免税となる。
子育てファミリーもターゲットにしており、40:20:40で3分割に倒せる2列目シートは3つのチャイルドシートが装着可能だ。前後に130mmスライドするため、ワンランク上のモデルに乗車しているかのような広々とした空間となっている。
お子さんの多いファミリーにとって待望の3列めシートは、実際に座ってみると大人が乗るには少々狭い。50:50で分割し、レバー操作でカンタンにラゲッジルームに収納できるので、車内でも多彩なシートアレンジが可能だ。
3列目シートは少々小ぶりな形状で、足元スペースは大人には狭い
2列目シートは60:40でスライド可能。前後130mm可動するので、広いニースペースを確保する
展示車のシートは、オプションのパーフォレーテッドダコタレザー。フロントシートは着座位置をやや高めたセミコマンドシートポジションで、乗り降りがしやすく、見晴らしもよくなる
M Sportなので、他のモデル同様にスポーティな3本スポークステアリングを備える。最新のiDriveナビゲーションを標準装備し、ヘッドアップディスプレイはアドバンスドアクティブセーフティパッケージで装備できる
画像はこちら ラゲッジスペースは3列目シートを倒した状態で560L、2列目シートも倒すと1820Lの大容量。2シリーズアクティブツアラーのラゲッジが最大1510Lなので、グラン ツアラーは約300Lも多いことになる。大人数は乗らないが、たくさんの荷物を載せることがあるという人にとっても、グラン ツアラーは魅力的なモデルとなることだろう。
その他、衝突回避・被害軽減ブレーキや車線逸脱警告システム、LEDヘッドライトなど安全装備も標準化している。
3列目シートを倒したラゲッジルーム。この状態で使用することが多いだろう。この状態の容量は560L
3列目シートを起こした状態。定員分の荷物を詰め込んだ旅行かばんひとつなら積載可能か!?
画像はこちら グレードは、ベースモデル、スポーティな「SPORT」、高級感を高めた「Luxury」、BMW M社が開発したパーツを盛り込んだ「M Sport」の4タイプを設定。
価格は1.5L直3ターボの218iグラン ツアラーが358万円〜、2L直4ターボの220iグラン ツアラー・スポーツが424万円〜。2L直4ディーゼルターボの218dグラン ツアラーは379万円〜だ。
<レポート:CARトップ原田貴俊>
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