「ル・マン24h」熟成が進む日産GT-R LM NISMOは予選12位で通過

「ル・マン24h」熟成が進む日産GT-R LM NISMOは予選12位で通過

■日産FFレイアウトマシンの実力は?

 16年振りのル・マン24時間レース復活を遂げた日産。車両レギュレーションで有利と判断したFFレイアウトを採用する「Nissan GT-R LM NISMO」は、3回の予選を終えLM P1クラスで12、13、14番のポジションを獲得した(総合では、12、13、15位)。
#22 GT-R LM NISMOは、ハリー・ティンクネル(英)がアタックし12番手、続いて僅差で、ヤン・マーデンボロー(英)がドライブする#23 GT-R LM NISMOが13番手につけた。予選では、合わせて2000km以上を走行し、データの収集を行うとともに、ラップごとにマシンが熟成したようだ。

予選12位のタイムを記録したNissan GT-R LM NISMO22号車
予選12位のタイムを記録したNissan GT-R LM NISMO22号車
21号車は、往年のカラーで参戦。13位
21号車は、往年のカラーで参戦。13位

「走行を重ねる度に良くなっています。ル・マンに向けてチューニングすると同時に、マシンを進化させることを忘れてはいけません。3台が無事に予選を終え、多くのデータを得られたことに満足しています」と日産LM P1チーム代表であり、テクニカルディレクターのベン・ボウルビーはコメントする。

 #23をドライブするハリー・ティンクネルは、夜間のファイナルセッションでベストラップを刻んでいたが、イエローフラッグのためにスローダウンを余儀なくされる。しかし、昨日まであった多くのトラブルは解決できたようだ。
「5秒くらい速くなったと思います。僕たちがやってきたことは正しかったことがわかりました。メカニックたちの働きは素晴らしく、普段は1時間もかかるようなクラッチ交換を30分以内終えました。日産勢の中で一番速いタイムを出せたのは僕にとって最高なこと。まだ道のりは長いですが、進歩していることが嬉しいです」とティンクネルは1日を振り返る。

 2015年のル・マン24時間レースのスタートは6月13日土曜日15時(日本時間22時)。日産チームの活躍を期待したい。

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