「タミヤ模型」モデリングの秘密は最新の3D技術! (1/2ページ)

「タミヤ模型」モデリングの秘密は最新の3D技術!

 タミヤがラインナップしている1/24スケールのスポーツカーモデルシリーズに6月27日(土)発売となる「トヨダAA型」。その登場に合わせて、タミヤメディアミーティングというタイトルでスケールモデルの製造に関するメディア向け説明会が開催された。

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Toyoda_AA タミヤは1946年に創業した模型メーカー。クルマ、オートバイや艦船、飛行機のようなスケールモデル(実物が存在していてそれを縮尺した模型)を製造しているが、他にもRCモデルやミニ四駆、さらには工作キットなども手掛けている会社だ。

 今回の説明会では、タミヤの自動車模型の歴史を振り返りつつ、スケールモデルの解説、現在と過去の模型製造の過程の違いという興味深い内容であった。

1950創業当初は『木』の模型を製造していたという。1950年代後半、欧米からプラスチックモデルが入ってくるようになり、タミヤのような日本の模型メーカーもプラモデルへとシフトしていく。

 1960年代になると、タミヤは自動車のプラモデルの製造開発を行うことになった。しかし、当時は現在のものと違い、自動車の模型=動いて走らせて遊ぶというのが当たり前の時代であった。タミヤも、その例に漏れず、すべてモーターと電池で走らせて遊べるようにしていた。

 スケールモデルメーカーとしてのタミヤの変換点になったのが、1960年代後半に発売となったホンダのF1マシンRA273。このモデルの模型開発では、ホンダの協力の下、実車を取材し、さらに資料を集めるといった作業が行われた。それまでのクルマのモデルに比べると、あきらかにクオリティが高くなってきたという(もちろん、このモデルもモーターで走るモータライズカーであったが、後にモーター無しのモデルにリニューアルされることとなる)。

 その後は、自動車ブームの流れに沿って、F1マシンでは、タイレルの6輪車やロータス78といったモデル。さらには、Gr.4、Gr.5から、Cカーなどのレーシングカー、といった具合にラインナップは増えていく(しかし、なぜか、スーパーカーブームにはあまり乗っていなかったようで、それらしいモデルといえば「カウンタックくらい」ということだ)。

 1980年代半ばを過ぎると国産車(国産スポーツカー、国産スペシャルティカー)の黄金時代で自動車模型の花形もそちらに移行。もちろんF1ブームも最高潮で、当時相当なペースでタミヤも商品をリリースしていったという。2000年代に入ると、スーパーGT、日本車・輸入車のスーパースポーツを採り上げリリース。そして、今年になってからは、このスポーツカーモデルシリーズに、メルセデスベンツの300SLというクラシックなクルマも追加している。

  

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